試合結果詳細

残暑の気温に蒸し暑さを感じながらのアポロ杯準々決勝。
カドワキ杯準々決勝で敗北している清水プロパンがお相手。
満を持して滝、いやエース石渡をマウンドへ送り込んだ。
本日は"ガラスのハート"藤原が謎の寝坊欠席をした為にジャスト９人のスピリッツ。
試合中にも関わらずトイレに行く常習犯２名(石渡、千葉)がいた為に不安しかなかったが、二人とも「今日は大丈夫です」と試合前に力強く宣言してた為、信じて試合を開始した。

後攻のスピリッツは初回、先頭の木村ケンが内野安打で出塁し、続く２番千葉は左腕に死球を受けて出塁、出血しながらも１塁ベースに向かった。
続く３番桑田はサードゴロに倒れ迎えた４番木村マサの打席。
しっかりと振り抜きサードへ強いゴロを放ち、強襲ヒットとなり１点を先制。
続く５番中澤も追い込まれながらも得意の"根っこ"でセンター前に弾き返すタイムリーで初回に２点を先制した。
中澤選手の"真芯"で捉えた打球を見れるのはいつの日か訪れるのだろうか、、、。

２回には北城、石渡と連続三振に倒れ２アウトでラストバッターの野澤。
狙っていたスライダーを完璧に捉え、打球はレフト頭上を越えてレフトスタンドへ。
しかし主審が「眩しくて見えなかった」という判定でフリーになり、ホームまで激走しランニングホームランに。
１点を追加するソロホームランとなった。

同点に追い付かれた最終６回裏、サヨナラを狙う攻撃は６番宮本からの打順。
数週間前のダイビングキャッチの影響で左肩が上がらず、無念の見逃し三振に倒れてしまい１アウト。
続く北城は追い込まれてから３球ファールで粘り、迎えた７球目。
しっかり振り抜き捉えた打球はセンターに飛ぶ。
センター前ヒットかと思われたが、相手センターがアウトにしようと猛然と突っ込んできた。
打球がワンバウンドし、センターが打球を後逸、点々と転がっていく打球。
北城は激走し、一気にホームイン。
劇的なサヨナラホームランとなった。

先発した石渡は最終回に守備の乱れで３失点するものの、６回自責点１奪三振５で最多勝独走の１２勝目を挙げた。

本日１番を打った木村ケンも３打数３安打とトップバッターの役割を果たし、徐々に頭角を現してきた。


これでアポロ杯は準決勝進出が決まり、あと２回勝てば優勝に手が届くところまできたスピリッツ。
このままの勢いで優勝を狙っていきたい。