試合結果詳細

マイナーリーグ最終戦は、エースＢＢクラブがお相手。
先発は久々の石渡がイニング・球種に制限をかけて登板した。

先攻のスピリッツは初回、核弾頭のテポドン中澤がライトに激しくミサイルを落下させて出塁する(本当はただのライトフライ)。
続く野澤は進塁打で繋ぎ、３番桑田は俊足を生かしてショートへの内野安打で出塁し、絶好調の４番木村正へ回した。
ここでも木村正は追い込まれてから変化球に反応し、きっちりセンター前に２点タイムリーを放ち、５０打点目を記録。首位の桑田に３打点差に迫るタイムリーとなった。
続く５番木村賢は今期初の左打席に立ち、まるでイチローのような華麗な流し打ちでレフト前ヒットを放った。
スピリッツ史上初の、両打席安打を記録した瞬間だった。
しかし以後は打線が完全に沈黙し、２回以降はひとりのランナーも出せずに終了。
桑田の同級生投手の１３０キロ近い速球に手も足も出なかった。

先発した石渡は制限がある中、安定したコントロールで打たせていくが、アンラッキーなヒットやエラーも重なり４失点(自責点は２)で久しぶりの敗戦投手となってしまった。
３回からはクーヌンこと椚田が志願しての登板。２イニングを力強い速球で投げ抜き、２失点２奪三振。徐々に制球も安定してきた為、来期に期待大である。
最終回はこちらも北城が志願して公式戦初登板を果たす。投球練習では華麗なフォークを披露していたが、試合になるとベースのかなり手前でバウンドしていた・・・。
回転が綺麗なストレートで打たせて取りたかったが、四球とタイムリーで１点を失い、あと１点取られるとコールド負けの場面。
痛烈なサードゴロを桑田が体を張り止めて１塁に１４０キロ送球をするが、惜しくもワンバウンドとなりファースト中澤が後逸、サヨナラコールド負けとなってしまった。

これにてマイナーリーグは１勝２敗１分で２年連続で予選リーグ敗退となった。
残る公式戦は３大会。
決勝２つに準決勝１つ。
３つ優勝し、来期に弾みをつけたい。