試合結果詳細

3連戦から中1日で迎えたオープン戦。
お相手は今期初対戦となるZero倶楽部。
通算成績1勝4敗と苦手意識が強い中、先発のマウンドには満を持して“ハッピー”松村が上がった。

後攻のスピリッツは1点先制されたが、2回にチャンスが訪れる。
この回先頭の4番“キム”木村マサが四球で出塁し、続く5番“ネッシー”中澤もボールを破壊するようなスイングで激しく3塁線を破るヒットでチャンスを広げる。
しかし続く北城がサード正面のゴロを打ってしまい、サードがベースを踏みフォースアウト、そして1塁へ送球。
ゲッツーかと思われたが、この送球がそれて中澤が生還し1点を返す。
そして続く7番佐々木ノブはチーム加入後初ヒットを放ち、ワイルドピッチで生還してこの回逆転に成功する。
しかしその後は全く打てず、3点を逆転され最終回を迎えた。
この回先頭の野澤が四球で出塁し、すかさずこの試合2つ目の盗塁を決める。
続く1番千葉はサードに内野安打(？)を放ち野澤が生還、1点を返して2点差とする。その後1アウト2、3塁のチャンスを作り、ホームランが出ればサヨナラの場合で4番、5番を迎える。
しかし4番木村マサ、5番中澤と凡退し逆転とはいかず無念のゲームセット。
連敗脱出とはいかなかった。

初先発した松村は威力抜群のストレート、スライダー、カーブを巧みに操り、3回を自責点2奪三振1とテンポの良いピッチング。
3回には満塁の場面で押し出し四球1点、そしてレフトライナーを北城が弾いてしまいタイムリーエラーで3点を失ってしまう場面があったが、 初先発ながら安定したピッチングを披露。
一気にローテーション候補に名乗りを上げた。
そして4回からリリーフした佐々木ノブも、圧巻のピッチングを披露。
2イニングを被安打1奪三振3と見事に0点に封じ込め、故郷に帰った背番号11“エース石渡”のストレートを彷彿させるような見事なボールを投げ込んだ。
仕事の都合上6月～8月までは不在になるが、9月には戻ってくる。
その時に各トーナメント戦の終盤、そして会頭杯の出場を決めて9月の活躍に期待したい。

これで3連敗、オープン戦7試合を終えて2勝5敗と負け越しが多くなってきたスピリッツ。
やはりまだM号に振り負けている選手が目立ち、“貧打のスピリッツ”になりつつある。
各自素振りの自主トレを行い、公式戦に標準を合わせて行きたい。

尚、今日の試合より“ピッチャーライナー直撃”のケガで戦列を離れていた“ガラスのハート”藤原が復帰した。
ムードメイカーとして、活躍に期待したい。