試合結果詳細

遂に迎えた民報杯初戦。
一部メンバーは前日の夜に２年振りにキラキラ公園へ気合いを入れに行き、昼間は４時間練習。
仕事で来れないメンバーの為にも勝利の吉報を届けるべく、先発のマウンドには中澤が上がった。

先攻のスピリッツは初回、いきなり打線が火を吹いた。
トップバッター田代将が出塁し、２番椚田はバントを試みる。これが素晴らしいバントヒットとなり、３番桑田を迎える。
２球目を完璧に捉え、お手本のようなバッティングで打球は右中間に転々とし、２点タイムリースリーベースで先制する。
続く４番木村マサもセンター前クリーンヒットで続きタイムリーとし、初回に３点を先制した。
２回表には四球で出塁した椚田が２盗、３盗を立て続けに決め、続く桑田の内野安打で１点を追加した。
最終回となった５回表、ツーアウトから千葉、中澤と連続ヒットで出塁する。
ここで打席には９番野澤だったが、ここまで良い所無しの２打席凡退、この場合で代打構成に出た。
代打で登場したのは背番号２・“ガラスのハート”藤原。
初球をタイミングバッチリのファウル、そして２球目、アウトコースのストレートを振り切りしっかり芯で捉えるが、惜しくもセカンド正面のゴロとなった。
スピリッツ入団と共に野球を初めて３年目、成長を感じた瞬間だった。

先発した中澤は、圧巻のピッチングだった。
５回を完投し、被安打１奪三振６の好投で四死球は僅か１。
Ｍ球に変わり剛球に磨きがかかったボールは、そう簡単には打たれなかった。
チームを勝利に導く、素晴らしいピッチングだった。

そして打線のキーマンは２番クーヌンこと椚田だった。
２安打２得点１四球４盗塁と大暴れし、こちらもチームを勝利に導く大活躍。
昨年からお馴染みの３番桑田・４番木村マサのコンビも炸裂しそれぞれタイムリーを放った。

投げるべき人が投げ、打つべき人が打った典型的な勝ちパターンで民報杯初戦を２年連続で突破した。
ここに下位打線が繋がれば更なる得点が望めるので、奮起したい。

次は勝てば決勝トーナメント進出の２回戦。
早めにスケジュールを確定させ、標準をそこに合わせて残りのスケジュールをこなしていきたい。