試合結果詳細

中2日で早くもマイナーリーグは2回戦を迎えた。
お相手は今期2度目の対戦となるエースＢＢクラブ。
シーズンを通してマウンドに上がり続けた中澤、木村正の肩・肘が悲鳴を上げ、遂にＤＬ入りとなってしまった。
投手陣の層を厚くすることが必要となったスピリッツ。
そこへ白刃の矢が立ったのが木村賢、松村の2選手であった。本日は木村賢が先発のマウンドへ上がった。

先攻のスピリッツは初回、2アウトから3番桑田が四球で出塁し、ワイルドピッチで進塁して先制のチャンスを作るが、4番木村正が三振に倒れてしまい無得点に終わった。
その裏に大量7点を先制されてしまう。
1点ずつ返していきたい2回表、この回先頭の仕事の激務から解放されて久々に参加した5番井上が内野安打で出塁し、1アウトとなるが7番中澤が四球で繋ぐ。
そして続く8番北城がレフト頭上を遥かに越えるタイムリーツーベースを放ち1点を返した。そして続く9番野澤の内野安打の間に中澤が生還、更に送球が逸れ北城も生還し2点を奪い、計3点を返した。
しかし続く2回ウラに前のイニングを越える8点を奪われてしまい、迎えた最終回。
2アウトから5番井上がこの試合2安打目となるツーベースで出塁し、続くリリーフから途中出場の松村がきっちりセンター前にタイムリーを放ち1点を返すが、反撃もここまでで試合終了となった。

先発した木村賢、リリーフした松村は共に1イニングずつ投げるが、制球が定まらずに四死球を出し、カウントを取りにいくボールをことごとく痛打されてしまった。
全体で与四死球13、被安打8、失点15と完全に試合を作ることが出来なかった。

学生時代に投手をあまり経験していない選手は、こういう壁にぶつかることが多い。
今シーズン投手としてフル回転している中澤、木村正もこのような場面を何度も経験し、そして少しずつ成長してきた。
何度も何度も苦しいマウンドを経験して、投手陣の柱に組み込んできてほしい。

これでマイナーリーグは2戦2敗と、残り2戦を残して決勝トーナメント進出の可能性が薄くなってしまった。
しかし可能性がある限り、残りの試合も全力で挑んでいきたい。