試合結果詳細

昨年優勝のダイヤモンドリーグ戦。
最終戦のお相手は、今期3度目の対戦となるエースＢＢクラブ。
先発のマウンドには今期チーム最多のイニングを投げている中澤が上がった。

後攻のスピリッツは2点を先制された1回ウラ、1番柳原がきっちりと四球を選び、2番米澤は俊足を活かした内野安打で繋ぐ。
その後満塁となり、6番木村ケンが押し出し四球で1点をもぎ取り、続く7番DH佐々木ノブが痛烈なセンター前ヒットを放ち2点タイムリー、計3点を奪い逆転した。
2回ウラには2アウトから1番柳原、2番米澤と連続ヒットで出塁し、続く3番中川が貫禄のセンター前2点タイムリーヒットを放ち2点を追加した。
しかしその後逆転されてしまい、1点差で最終回を迎えるが、スピリッツが怒濤の粘りを魅せる。
1アウトから野澤、柳原、米澤と3連続ヒットで1アウト満塁のビッグチャンスを作る。
そして迎えるは3番中川。本日2点タイムリーを放っており、中川専属の女性カメラマンも撮影に来ている。そしてバットを短く持ち、打席に向かっていった。
そして初球、代名詞の華麗な右打ちが炸裂し、打球は右中間へ。
見事な逆転サヨナラ2点タイムリーヒットとなり、チームを勝利に導いた。

先発した中澤は3回を投げて被安打は僅かに3ながら、四死球が4と課題の制球と3イニングで75球という球数過多を克服できず、更には逆転柵越えスリーランを浴びるなど不本意なピッチングでマウンドを降りることとなった。
そんな中、最愛のガールフレンドが彼の為に約7万円相当の一眼レフを購入し、中澤専属のカメラマンとなり本日からグラウンドに現れていた。なんとも微笑ましい光景だった。

最終回にリリーフした松村はキレの良いストレートでテンポ良く投げ込み3者凡退で最後の攻撃の流れを見事に演出し、勝利投手となった。

打線は新戦力が輝きを魅せていた。
特に
1番柳原は3打数2安打1四球
2番米澤は3打数3安打(全て内野安打)
と1,2番の仕事を完璧に全うし、打線の勢いに火を付けた。
そして3番に入った中川は試合を決めるタイムリーを含む3打数2安打4打点と大暴れ。
専属カメラマン効果を発揮した。


これでダイヤモンドリーグ戦は強豪ひしめくAブロックを3勝2敗で終え、予選リーグ敗退が濃厚となった。
明日の別試合の結果次第では予選2位となり、2年連続の優勝の可能性が僅かに残っている。
もしそうなった際は、優勝に向けて戦うのみ。
敗退となった場合はこの試合が2018年シーズンの最終戦となる。
既存メンバーの更なるレベル向上、そして新戦力を上手く融合させて来シーズンに臨みたい。