試合結果詳細

土・日と2連戦の初戦、お相手は今シーズン初対戦となる苫小牧Boogies。

先発のマウンドには久しぶりの先発登板となる佐々木暢が上がった。

先攻のスピリッツは初回、リードオフマンの1番柳原が四球で出塁し、すかさず盗塁を決めて先制のチャンスを作る。続く2番中川は死球で繋ぎノーアウト1,2塁とチャンスを広げて打順はクリーンナップへ。
3番桑田は2ボールからの3球目をきっちり捉えてレフト前にクリーンヒット、そしてセカンドランナー柳原は一気にホームを狙うも、相手レフトがダイレクトストライク送球を決めてホームタッチアウトとなる。
続く4番木村正は簡単に打ち上げてしまいファーストフライ、5番井上も空振り三振に倒れてまさかの無得点に終わってしまった。
その後は打線が完全に沈黙し、2回以降のヒットは“超快速”米澤が2試合連続でバントヒットを決めたのみ。
最終回に四球で出塁した米澤が2盗、3盗と立て続けに決めてワイルドピッチで生還、その後死球で出塁した柳原を3塁に置いて桑田の内野ゴロの間に生還し2点は奪ったもの、相手先発の好投手を全く攻略出来ずに敗戦となった。

先発した佐々木暢はストレートの球威こそ抜群だが、1回、2回と先頭打者を四死球で歩かせて崩れるというパターンが出てしまい、5回86球を投げきったが4四死球6失点と課題が残るマウンドとなってしまった。
素晴らしいストレートを持っているので、登板機会を増やして調整していってもらいたい。

守備陣は本日もほぼノーエラーで終え、またまたゲッツーが完璧に決まるなど守備の安定感は抜群。
あとはやはり、打線に火がつかないとなにも始まらない。
公式戦までのオープン戦、ファーストストライクから狙っていき強い打球を打つ練習が必要なスピリッツであった。