試合結果詳細

5月最後の試合は、3連戦の3日目。
お相手は今期2度目の対戦となるZero倶楽部。

現在打撃部門三冠の“エリア66”柳原が初先発のマウンドへ上がった。

後攻のスピリッツは1回裏、トップバッターの“足が速い”米澤がライト前に痛烈なクリーンヒットを放ち出塁する。2番中川もセンター前にポトリと落ちるヒットで繋ぎ、3番松村は四球で出塁、ノーアウト満塁で主砲の4番木村正を迎えた。
ここまで打撃不振でチャンスの場面でことごとく凡退し、昨年までの得点パターンが機能していない状態だった。
そして3ボール1ストライクからの5球目、甘いストレートをしっかりと振り抜き、打球は得意の右中間ど真ん中を突き破る走者一掃のタイムリーツーベースを放ち3点を先制した。
遂に主砲のバットが火を吹いた。
その後2アウト3塁で“マウスピース”中澤がセンター前にタイムリーを放ち、初回に一気に4点を先制した。
中澤はビヨンドマックスギガキングを使用してヒットを放ったが、ボールが当たった部分はウレタン部分ではなく、根っこ。
根っこであの打球スピードはほんとに恐ろしいと思った打球であった。

その後守備の乱れもあり逆転されてしまい、4-5で迎えた最終回。
1アウトから木村正が2打席連続のヒットで出塁し、続く木村賢はセカンドゴロに打ち取られるがランナーは2塁まで進塁。
一打同点の場面で6番北城が打席に向かう。
2球であっさりと追い込まれ万事休すかと思われたが、3球目を代名詞のフルスイングでしっかりバットを振り抜き打球はセンター前へ抜ける同点タイムリーとなった。
さらに長打が出ればサヨナラの場面で“根っこ”中澤を迎えるが、一度もバットを振らずに三球三振に倒れてゲームセット。

先発した柳原は打たせて取るコントロール抜群のピッチングを披露し、テンポ良く投げ込んでいった。
しかし守備陣の失策が4つ出てしまい、3回5失点(自責点は2)とほろ苦いデビュー戦となってしまった。
今後の投手としての活躍にも期待が高まった。

本日のオープン戦で5月の活動を全て終え、13戦で4勝7敗2分というここまでの戦績。
決して良いとは言えないが、確実に各メンバーの調子は上がってきている。
来週からのトーナメント公式戦で実力を発揮出来るように準備していきたい。