試合結果詳細

民報杯の敗戦から中2日、BSリーグ4回戦を迎えた。
お相手は昨年に一度対戦している養生館野球同好会。

先発のマウンドには投手育成枠から一軍まで登り詰めた“エリア66”柳原が上がった。

後攻のスピリッツは1回裏、本日1番に入った中澤が内野安打で出塁し、猪突猛進の盗塁を決めて先制のチャンスで2番中川。
代名詞の華麗な右打ちでライトオーバーのタイムリースリーベースを放ち1点を先制、更にワイルドピッチで自身も生還して2点を先制した。
逆転されて3-2で迎えた3回裏、この回先頭の2番中川がセンター前ヒットで出塁し、滅多にしない盗塁でチャンスを広げる。
その後2アウト2塁となるが、5番野澤がセンター前にタイムリーを放ち3-3の同点とした。
またしても逆転され、4-3で迎えた4回裏、先頭の木村賢が振り逃げ三振で出塁し、続く松村も四球で繋ぐ。
ワイルドピッチと盗塁でノーアウト2,3塁で打席には9番柳原。
きっちりとショート内野安打を放ち同点とし、自らのバットで自身の黒星を消した。
さらにチャンスは続き1アウト2,3塁で1番中澤を迎え、しっかりと振り抜いて捉えた打球は激しくショート頭上を越え、勝ち越しの2点タイムリーを放った。
その後2アウト2塁となり、打席にはスピリッツの最強3番バッター桑田。
今季は仕事であまり参加出来ていないが、参加出来た時の存在感は桁違いだ。
そしてバット・ボールが割れそうな程の鋭いスイングで捉えた打球はライトを遥かに越えていき、ツーランホームランとなり更に2点を追加した。

先発した柳原はテンポの良いピッチングで4回を投げて無四球4失点(自責点1)で3度目の先発登板で待望の今期初勝利を挙げた。
最終回には肩のケガから復帰した“ハッピー”松村がクローザーとして登板し、以前よりも球威を増したストレートと捕手 佐々木伊織がほとんど取れない変化球で1イニングを2奪三振、無失点で見事なセーブを挙げた。

これで引き分けを挟んで3連敗中だった連敗も止めて、久しぶりに勝利を挙げたスピリッツ。
中1日でトーナメント戦の連戦が待っているので、しっかりと準備して連勝していきたい。