試合結果詳細

民報杯敗戦から中1日で迎えた日本橋杯。
準々決勝進出が掛かる試合のお相手は、2年前に2戦2敗の苫小牧ヤンキース。

先発のマウンドには、日曜日ピッチャー、火曜日キャッチャー、そして本日はピッチャーとフル回転の“ハッピー”松村が上がった。

後攻のスピリッツは1回裏、1アウトから2番芦谷が振り逃げ三振で出塁し、ワイルドピッチで2塁まで進塁する。2アウト2塁となり4番中川がライト前に先制のタイムリーヒットを放ち1点を先制した。

その後は息を飲む投手戦が続き、1-0のまま5回表を迎える。

5回表の守備、先頭バッターにレフト頭上を遥かに越えるツーベースを打たれ、続く打者には四球を出してしまう。
ノーアウト1,2塁で送りバントの打球をサード宮本が捕球し、1塁ベースカバーに入っていた北城に送球。タイミングもアウトかと思われたが、中澤がベース手前でカットし、それを弾いてしまう間にセカンドランナーが返り同点とされてしまう。
この痛恨のミスが響いたのか、1,3塁の場面で松村が3塁へ偽投の牽制をしてしまい、ボークで逆転を許した。
更にセンター前タイムリーヒットで1点を追加されて一気に3-1と逆転されてしまった。

最終回となった5回裏、打順は絶好の1番からだったが、1番米澤は三振、2番芦谷はサードゴロに倒れて2アウトとなってしまう。
しかし2アウトから3番柳原がセンター前クリーンヒットを放ち望みを繋ぎ、すかさず盗塁を決める。
2アウト2塁、1発出れば同点の場面で本日2打数2安打の4番中川が打席へ。
1ボール2ストライクからの5球目、放った打球はショート前にボテボテと転がる内野安打となり、更に送球が逸れる間にセカンドランナー柳原が生還し3-2の1点差とした。
続く5番武川に全てを託すが、空振り三振に倒れてゲームセット、あと一歩及ばなかった。

先発した松村は5回を魂の99球で完投。
4回途中までノーヒットノーランの好投で被安打は僅かに3本、5奪三振と試合を見事に作ったが、細かいミスが出てしまい無念の敗戦投手となってしまった。
相手好投手との投げ合いも見事だったが、スピリッツ打線を5回8奪三振と封じ込めた相手好投手に軍配が上がった。

これで日曜日からのトーナメント戦3戦は3連敗となり、6つあるトーナメントで4つ敗退、残りが2つとなってしまった。

秋の会頭杯出場に向けて、残りの大会を勝ち進んでいきたい。