試合結果詳細

9月の残暑にしては、真夏日で蒸し暑い。
そんな中迎えたマイナーリーグ2回戦。
お相手は今期4度目の対戦となるベイマックス。
2勝1敗と勝ち越している中、先発のマウンドには中8日前後で先発が続いているローテーション投手の松村が上がった。

先攻のスピリッツは初回、1番米澤が普通のセカンドゴロを内野安打にして出塁し、柳原と並ぶ30個目の盗塁を決めてチャンスを作る。
打点王の2番中川がきっちり三遊間に先制タイムリーヒットを放ち、更に4番木村正、6番武川にもタイムリーが飛び出して初回に3点を先制した。
2回表には1アウトから野澤が内野安打で出塁し、2アウト2塁で2番中川が2打席連続のタイムリーヒットを放ち1点を追加した。

しかし4-0で迎えた2回裏に、突如先発の松村が崩れてしまう。
1アウトからエラーでランナーを出し四球、ヒットで1アウト満塁とし、ここからまさかの3連続押し出し四球で4-3となる。
畳み掛けられるようにライトにタイムリーを2本打たれて4-6と逆転され、更に四球で再び1アウト満塁のピンチ。
ここで打球はセンターにライナー性の当たりが飛び、米澤が前進してくる。
しかし手前で落ち、頭を越されてしまいランニング満塁ホームランで4点を献上。
まさかの10失点で4-10と試合を一気にひっくり返された。

万事休すかと思われたが、ここから驚異の追い上げを魅せた。
3回表、先頭の4番木村正が反撃の狼煙を上げるセンターオーバーのランニングソロホームランを放つ。
ここから四球とエラーで1点を返し、北城、米澤がそれぞれ2点タイムリーを放ち5点を奪い9-10とする。

3回裏は先頭打者に四球を出した所で武川をリリーフに送り、見事ピシャリと抑えて無失点で最終回に望みを繋いだ。

制限時間を迎えて最終回となった4回表。
先頭の木村正が相手エラーで出塁し、続く中澤の内野ゴロの間に2塁に進塁する。
そして6番武川が打席へ迎い、1ボール1ストライクからの3球目をしっかり振り抜き、打球はレフト線を破る劇的な同点タイムリーツーベースとなった。
武川は本日3打点と大暴れだ。

後続が倒れて10-10で迎えた4回裏。
0で抑えれば引き分けに持ち込み勝ち点1をとることができる。
相手打順は3番からとピンチだったが、先頭打者をレフトフライに打ち取る。
しかしレフト北城が目測を誤り、下がり過ぎて打球を前に落としてしまう。
一気に3塁まで進塁され、サヨナラのピンチとなってしまう。
ここからショート内野安打で1,3塁。
満塁策で塁を埋めて、ノーアウト満塁で内野は超前進守備。
しかし無情にも打球は左中間に飛び、無念のサヨナラ敗けとなってしまった。

10点を奪いながらも勝ち切れなかった。
守備での課題が見つかった試合であった。

これでマイナーリーグは1勝1敗となり、残り2戦を勝たなければ予選敗退となってしまう。
決勝トーナメントに進出出来るように頑張っていきたい。