試合結果詳細

リーグ戦3連戦の最終戦は、BSリーグの8回戦。
6勝1敗でBSリーグ戦最終戦を迎えた。

先発のマウンドには、肘の故障から約1年振りに登板となる木村正が上がった。

先攻のスピリッツは初回、ランナーを溜めて4番木村正の2点タイムリー、7番中澤の咆哮付きの2点タイムリーで4点を先制した。
1点を返されて迎えた2回表、2アウト2塁の場面で3番柳原のレフト線へのタイムリーツーベース、4番木村正のファースト後方に落ちるタイムリーヒットで2点を追加した。
更に1点を返されて6-2で迎えた4回表、この回先頭の野澤が四球で出塁し、ワイルドピッチで生還。米澤は内野安打で繋ぎ、芦谷も四球で繋く。
ここから柳原、中川、中澤にタイムリーが飛び出してこの回4点を追加して試合を決めた。

久しぶりの先発登板となった木村正は4回を64球で投げ抜き、2失点4奪三振1四球と見事に試合を作り完投勝利を挙げた。
昨年の強豪相手に投げ抜いてきた姿が、徐々に戻りつつある瞬間だった。

これでBSリーグ戦は7勝1敗と大きく勝ち越し、首位で終えることが出来た。

残り試合も少なくなってきている中、各個人タイトルが熾烈な争いとなってきている。
首位打者では木村正、柳原、中澤が僅差で競っている。
桑田、芦谷が規定打席に到達するとまた流れは大きく変わってくる。
本塁打は桑田、中川が4本で並び、1本差で木村正、柳原が迫っているのでまだまだわからない。
打点は中川の独走かと思われたが、4打点差で木村正が迫ってきている。
盗塁は完全に米澤、柳原の一騎討ち。
1個差で現段階では柳原がリードしている。

リーグ戦の優勝、そして個人タイトルにも目が離せないスピリッツであった。