試合結果詳細

しぶとい蚊に追い回されて苦しめられる中、迎えたマイナーリーグ3回戦。
1勝1敗で残り2戦となり、2戦全勝で決勝進出に近づく中、お相手はZero倶楽部。

過去のチーム対戦成績が1勝11敗1分と圧倒的に不利な状況の中、先発投手は中6日で松村がマウンドへ。
前回登板の1イニング10失点の悪夢を挽回出来るか。

先攻のスピリッツは初回、いきなり核弾頭の1番柳原がレフトを高々と越えるスリーベースで出塁し、続く2番梅田もセンターオーバーの打球を放ち、ランニングホームランを狙うが惜しくもホームタッチアウトとなったが1点を先制した。

2回表にはこの回先頭の5番武川がセンターオーバーのスリーベースを放ちノーアウト3塁の追加点チャンスを作るが、後続が倒れてまさかの無得点に終わった。

同点とされて1-1で迎えた3回表、この回先頭の米澤が四球で出塁し、すかさず34個目の盗塁を決めて盗塁王柳原と再び並ぶ。
更にこの盗塁の際のセカンド送球が逸れる間に米澤は一気にホームインし、実質ソロホームランで1点を勝ち越した。
そして1番柳原に打席が回り、1ボールからの2球目。
打球は高々とレフトに上がり、グングンと伸びていく。光洋中学校のレフト奥の壁手前1メートルまで飛び、跳ね返りをレフトが上手く処理してツーベース止まりとなった。
推定約95メートル弾で、他の球場ならスタンドインの素晴らしい打球だった。
その後2アウトとなるが本日4番に入った芦谷のタイムリー内野安打で更に1点を加えて3-1とした。

先発した松村は安定感抜群のピッチングを取り戻し、4回1失点4奪三振で四死球は僅かに1と最高のピッチングで流れを作り、見事な勝利投手となった。
最終回には梅田がクローザーとして登板し、打者3人でピシャリと締めてセーブを挙げて完璧に試合を締めた。

これでマイナーリーグは3戦を追えて2勝1敗とし、残り1戦を勝利出来れば決勝進出が見えてくる。
ダイヤモンドリーグも準決勝進出を決めているので、ダイヤモンド、マイナーの2大会の優勝をチーム一丸となって目指していきたい。