試合結果詳細

例年より約1ヶ月遅れての、2020年シーズン開幕戦。
早朝に白球が飛び交う季節が今年もやってきた。
チーム創設から5年が経ち、毎年野球が出来ていることに感謝をしながら、タイガース苫小牧さんとのオープン戦に臨んだ。

先攻のスピリッツは初回からいきなり打線が爆発した。
1アウトから既にひとりだけ身体が仕上がっている2番米澤が右中間を真っ二つに破るツーベースで出塁。
3番中川もしぶとくレフト前に落とすヒットで繋ぎ、不動の4番木村正も敵失で繋ぐ。
1アウト満塁で5番武川、4球目を完璧に捉え、打球はセンターの頭上を越え、先制の2点タイムリーを放った。
その後も芦谷、松村は四球を選び、北城はライト頭上を越えるタイムリーを放つ。
新加入の湯谷も約10年振りの打席でいきなり左中間に2点タイムリー。
7点を奪い、打者一巡して1番柳原に打席が回る。1アウト2,3塁。
唯一の1アウトが柳原だった為、奮起したのか。
4球目、捉えた打球は高々と左中間に上がる。
グングンと打球は伸び、外野の土手を遥かに越える第1号スリーランホームランを放ち、試合を完全に決めた。
完璧な打球だった。

2回表には1アウト満塁から柳原が右中間へ2点タイムリーツーベースを放つ。
続く米澤がサード頭上を越える華麗な流し打ちでレフト線にタイムリーを放ち、3点を追加。

3回表にはエラーで溜めたランナーを北城のインフィールドフライ落球の間に1点、湯谷の内野ゴロの間に1点、更に野澤の2点タイムリーが出て4点を追加した。

先発した松村は数日前の自主トレの影響で筋肉痛の中、3回を完封。
毎回ランナーを出す苦しいピッチングの中、要所を締めたピッチングで開幕戦を勝利に導いた。
守備陣も落ち着いてアウトを重ね、中でも初回ノーアウト満塁のピンチで、打球はセンター前にフラフラと上がる。
センター柳原が打球に追い付きキャッチ、サードランナーはタッチアップのスタートを切る。
柳原から完璧なストライク送球がホームに届き、タッチアウトでダブルプレー。
完全に流れを絶ち切った素晴らしいプレーだった。


開幕戦を快勝で終えたスピリッツ。
今年は世の中、大変なことになっている。
感染対策をしっかり取り、活動をしていきたい。
今シーズンも皆様宜しくお願い致します。