試合結果詳細

心地よい風が吹き、夏の匂いがやってくる。
そんな中迎えた、今シーズン2試合目となるオープン戦。
お相手は相性が悪くほとんど勝てないZero倶楽部。
先発のマウンドには、オフシーズンから『今年はやってやりますよ！！』と意気込んでいる武川が上がった。

後攻のスピリッツは初回に2つのエラーが絡み1点を先制されてしまう。
2回ウラ、1アウトから強肩強打の5番井上がレフト前に痛烈なヒットを放ち出塁する。
しかし松村、北城と倒れてしまい同点とはならなかった。
3回ウラには新加入の湯谷、お寝坊さんの芦谷が相手エラーで出塁し、1アウト2,3塁のチャンスを作る。
ここで打順はトップに返り、昨年シーズンの打撃タイトルを総ナメした1番柳原。
2球目を捉えて痛烈なライナーがショートへ。
前進守備ならば越えていたが、定位置にいたショートのグラブに収まり、セカンドランナーの芦谷も戻れずにダブルプレー。
同点、そして逆転の大チャンスだったが一気にチェンジとなってしまう。

最終5回表にソロホームランを浴びて2-0で迎えた最終5回ウラ。
北城サードゴロ、湯谷ショートゴロ。
武川も粘ってレフトに大飛球を放つが、レフトが追い付きゲームセットとなった。

先発した武川は5回を88球で魂の完投。
初回にエラー絡みで失点するものの、打たれたクリーンヒットは僅かに2本。
四球も初回に出した2つのみで、抜群の球威で凡打の山を築き見事に試合を作った。
打線の援護が無く、自責点1で悔しい敗戦投手となってしまった。
ローテーションの一角として、今後の活躍に期待である。

これで1勝1敗となった2020年シーズン。
7月から一部大会が開催予定となっているので、オープン戦を重ねて調整し、公式戦に備えていきたい。