試合結果詳細

快晴の中、約30匹の鹿の群れに見守られながらのオープン戦。
お相手は毎年お馴染みの栄建設工業。
先発のマウンドには中10日で今期2試合目の先発となる松村。
2勝目をかけた登板となった。

後攻のスピリッツは0-0で迎えた2回裏、四球で出塁した芦谷が2塁まで進塁し、松村のセカンドゴロの間に好走塁でホームに突入、魂のスライディングで先制のホームを踏み1点を先制した。

1-0のまま迎えた4回裏、先頭の井上が内野安打で出塁し、続く武川も右中間へヒットを放ち繋ぎ、ノーアウト1,3塁のチャンスを作る。
続く宮本は初球をヘルメットに直撃する死球を受け、幸いケガもなく無死満塁のチャンスとなる。
続く芦谷がこの日2つ目の四球をきっちり選び、押し出しで1点を追加。
木村賢のレフト前に落ちるヒットで1点、柳原の押し出し四球で1点、計3点を加えて試合を決めた。

先発した松村は登板直前に肩の不調を訴える。
とりあえず初回を様子見で登板したが、終わってみれば5回を2失点完投勝利。
最終回までは無失点無四球と抜群の安定感だった。
ランナーは毎回背負うが、今期から習得したツーシームを主体に打たせてとるテンポの良いピッチングで流れを作り、チームを勝利に導いた。
これで無傷の2連勝とし、悲願の投手タイトルへ一歩前進した。

投手として2年間最多イニングを投げている中澤が今期序盤は不在の為、投手陣の再建が急務のスピリッツ。
宮本、木村賢は本日が初参戦の為、徐々に仕上げてもらいたい。
昨年最多勝の柳原は次戦で今期初先発予定、今年は投手として期待する武川も調整中。
そしてA級・社会人として活躍している梅田、桑田。
さらにもう1名、増やすことが出来ればと考えているスピリッツであった。