試合結果詳細

鬱陶しいエゾ梅雨が明けて、7月最初のオープン戦。
お相手は強豪・勇払ホーユー。
昨年は民報杯、サカイスポーツ杯ので、2大会で敗戦している為、リベンジの一戦。

先発は安定感抜群の松村。
バズーカ・桑田との今期初バッテリーを組んだ。

先攻のスピリッツは2回までランナーすら出すことが出来ずに抑え込まれていたが、3回表に8番松村が2ストライクと追い込まれてからの3球目を逆らわずに右方向へ弾き返し、右中間を破るツーベースヒットで先制のチャンスを作る。
しかし9番米澤は三振、10番野澤はサードゴロに倒れて先制のチャンスを活かせなかった。
0-0のまま迎えた4回表、この回先頭の1番柳原がセンター前ヒットで出塁し、すかさず盗塁を決めて得点圏に進む。
2番梅田はきっちりとボールを見極めて四球で出塁し、クリーンナップへ繋いだ。
そしてチーム創設時から打線を引っ張り続けている3番桑田がレフト前に先制のタイムリーヒットを放ち、1点を先制。
その後ワイルドピッチで更に1点を加えて、2-0とした。

しかし相手打線の猛攻で6点を奪われて、最終回となった5回表。
相手エラーで出塁した米澤を3塁に置き、打席には1番柳原
初球をライト線に弾き返し、ラインギリギリに打球が落ちる。快足を飛ばして一気に3塁を落とし込み、タイムリースリーベースとなった。
続く2番梅田は2打席連続で四球を選び、3番桑田へ繋ぐ。
ホームランが出れば同点の場面だったが、ファーストフライに倒れてしまいゲームセットとなった。

先発した松村は3回まで1安打無失点の好投だったが、4回裏に相手強力打線に捕まり、5安打を含む打者一巡の猛攻で6点を失ってしまった。
4回86球を投げ抜き、5奪三振を奪うナイスピッチングだったが、悔しい敗戦投手となってしまった。
しかしながら、ツーシームを主体とした安定感のあるピッチングは強豪相手にも効果は抜群なので、今後もローテーションの柱として活躍が期待される。

7月初戦を落としたスピリッツ。
6月から続く連敗は3となり、勝ちきれない試合展開が続く。
次戦は3日後、7/6(月)に強豪・清水鋼鐵との試合が待っている。
打線の奮起に期待し、連敗ストップをねらっていきたい。