試合結果詳細

お盆休みが終わり、また忙しい日常が戻ってくる。
そんな日の早朝、迎えたサカイスポーツ杯準々決勝。
お相手は昨年の民報杯優勝チームの超強豪・苫小牧ヤンキース。

先発のマウンドにはこの日に標準を合わせて準備してきた松村が上がった。

後攻のスピリッツは1点を先制された1回裏、1番柳原、2番芦谷と連続ヒットでノーアウト1,2塁の同点のチャンスを作る。
しかしここで相手投手のギアが上がり、3番中川は三振、そして4番木村正は1-4-3のダブルプレーに倒れて、無得点に終わった。

2回にはツーアウトから野澤がセンター前に落ちるヒットで出塁するが、続く松村が三振に倒れてホームが遠い展開が続く。

3回表、4回表と2点ずつ奪われてしまい、5-0で迎えた4回裏、この回から相手投手が変わる。
流れを変えたかったが、簡単に2アウトを奪われてしまう。
しかし宮本が死球で繋ぎ、打席には野澤が向かう。
3ボール1ストライクからの5球目を捉えて、打球はレフトスタンドへ。
打った瞬間ホームランを確信した当たりで、2点を返した。

しかし5回表に4点を追加され、9-2で迎えた最終5回裏。
柳原、中川と四球で出塁し、2アウト1,2塁のチャンスで5番武川が三遊間を完璧に破るタイムリーヒットを放ち9-3とする。
宮本も四球で繋ぎ2アウト満塁となるが、野澤がセンターフライに倒れてゲームセットとなった。

先発した松村は今年１番の調子の良さで、キレキレのボールを投げ込む。
打たせて取るピッチングで抑えていくが、今年は安定していた守備陣に5つの失策が出てしまい、四球・エラーで出したランナーをヒットで返されるという悪循環となってしまった。
敗戦投手とするには本当にもったいないほど、素晴らしいボールだった。
外野陣の守備は非常に安定している為、内野陣の奮起に期待したい。

また本日は野球が大好きな現役の女子高生2名が自転車で応援に駆けつけてくれたが、勝利を届けることは出来なかった。
約300枚の写真を試合後に送って頂き、メンバー一同感謝の気持ちでいっぱいだった。
もしまた次回来てくれることがあれば、是非とも勝利を届けたい。


これでサカイスポーツ杯はベスト8で姿を消す事となった。
残りのトーナメント戦はアポロ杯を残すのみとなってしまったので、上位に食い込んでいけるように調整していきたい。