試合結果詳細

連日の暑さとは一転し、突如肌寒くなった本日の早朝。
そんな中迎えた今週4試合目は、アポロ杯準々決勝。
お相手は過去に何度も対戦しているZero倶楽部。
トーナメント戦で対戦するのは初めてとなる。

先発のマウンドには気合い十分、スピリッツの“若大将”武川が上がった。

先攻のスピリッツは1回表、先頭の柳原がきっちりと四球で出塁し、2アウトとなるが3塁まで進塁する。
ここで4番木村正が貫禄のレフト前タイムリーヒットを放ち幸先良く1点を先制した。

しかし2回裏に、2つの四球で溜めたランナーを痛烈なレフト線へのツーベースと犠牲フライで2点を奪われて逆転されてしまう。

1-2で迎えた3回表、この回先頭の柳原が俊足を活かした内野安打で出塁し、すかさず盗塁を決めて2塁へ。
その後2アウト3塁となり、4番木村正がショートエラーの打球を放ち、2-2の同点とした。

同点のまま迎えた4回表、試合が一気に動いた。
この回先頭の6番井上が、初球を完璧に捉える。
打球はレフトへ素晴らしい弾道で伸びていき、レフトスタンドに突き刺さる勝ち越しのソロホームランとなった。
最高の流れをものにしたい打線は続く松村がショートエラー、野澤が四球で繋ぎ、ラストバッターの米澤がセーフティバントを試みるが、ここは1塁アウト、送りバントの形となった。
1アウト2,3塁でトップバッターの柳原に打席が回り、捉えた打球は前進守備の三遊間を破る2点タイムリーヒットとなる。
送球エラーの間に3塁まで進塁し、続く2番芦谷もきっちりセンター前にタイムリーを放ち1点を追加、この回一挙4点を奪い試合の流れを完全に引き寄せた。

最終回にエラーから1点を奪われるが、きっちりと逃げ切って勝利を収めた。


先発した武川は尻上がりにギアを上げていき、5回を魂の87球で完投勝利。
被安打は僅かに3本のみ、自責点は2と見事なピッチングでチームに勝利を呼び込んだ。

打線も4番木村正が貫禄の2打点、1番柳原は2打数2安打1四球2打点1盗塁3得点と、3打席全てで出塁し、全てホームに還ってくるというトップバッターとして完璧な働きを魅せた。
そしてなんといっても、6番捕手井上の勝ち越しホームランで一気に流れが来た。
守備でも盗塁を完璧に刺すなど、攻守でチームを引っ張った。


これでアポロ杯は準決勝に駒を進めた。
残り2つ勝つことが出来れば、年末に最高のイベントを武川が主催で開催されるようだ。
最高に野球を楽しみながら、勝ち進んでいきたい。