試合結果詳細

https://youtu.be/tefT_IBKQB8
昨年は大会が中止となり、2年振りの開催となった伝統の大会、苫小牧民報杯。
スピリッツは6年目のシーズンとなるので、これが5回目の出場となる。
ちなみに全て予選敗退であった。

今年は開幕が延期された都合上、従来の決勝トーナメントが無く、1発勝負のトーナメント方式となった。
そしてお相手は、前回覇者の苫小牧ヤンキース。
思えばスピリッツも2017年に決勝トーナメント進出をかけてヤンキースさんと初対戦して敗戦し、そこから様々な大会で対戦するも、4戦4敗と全く勝てず。
そしてまたしても民報杯の舞台で激突となった。

先発のマウンドには、満を持して桑田大が上がった。
創設時からスピリッツを投打で引っ張る男が、チームを勝利に導けるか。

先攻のスピリッツは1回表、1番に入った2刀流・桑田大がセンター前ヒットで出塁し、すかさず盗塁を決める。
その後2アウトとなるが牽制悪送球で3塁まで進塁し、4番武川がライト前に先制のタイムリーヒットを放ち1点を先制した。

1-0のまま迎えた3回表、またしても桑田大が内野安打で出塁する。
その後3番井上が四球で繋ぎ、2アウト1,2塁の場面で5番中川が得意の右打ちでライト前タイムリーヒットを放ち、1点を追加した。

4回表には2アウトから8番野澤がセンター前ヒットを放ち、牽制悪送球の間に2塁へ。
9番米澤が繋げばランナーを残して上位に繋げるチャンスだったが、ここは惜しくも6球粘ってのサードフライとなり、追加点とはならなかった。
最終回となった5回表には投手を好リードで引っ張る3番井上にもファースト強襲ヒットが出るが、後続が続けず無得点に終わった。
最後は桑田大がピシャリと試合を締めて、勝利を納めた。

先発した桑田大は5回81球で見事な完封勝利を挙げた。
被安打は僅かに2本、奪三振6と圧巻のピッチングでチームに勝利をもたらした。

打線も超好投手を相手に数少ないチャンスを活かし、4番5番にきっちりタイムリーが生まれたのも大きかった。


2021年の民報杯は前回王者に勝利という波乱を巻き起こしてのスタートとなった。
1試合1試合全力で立ち向かい、台風の目として上位進出を目指していきたい。