試合結果詳細

https://youtu.be/uH3uvmM3hRg
激闘の日本橋杯準決勝から中1日、迎えたダイヤモンドリーグ4回戦。
お相手は今期2度目の対戦となるエースＢＢクラブ。
常にリードを奪われる展開で、最後は1点差まで詰め寄るが、一度も逆転することなく惜敗した。

後攻のスピリッツは2点を先制された1回裏、先頭の柳原がツーベースで出塁するが、村上、芦谷と連続三振に倒れてしまう。
しかし2アウトから林田がセカンド横を痛烈に破るタイムリーツーベースを放ち1点を返した。まるで地を這う魚雷のような打球だった。

2点を追加されて4-1で迎えた2回裏、1アウトから新保、野澤と連続ヒットを放ち、ダブルスチールを決めて1アウト2,3塁のチャンスを作る。
しかし武川は三振、柳原はショートゴロに倒れてしまい無得点に終わった。

その後3点を追加され7-1の6点差で迎えた最終4回裏の攻撃。
この回先頭の木村賢がレフト線に痛烈なタイムリーツーベースを放ち、スピリッツ打線の導火線に火をつけた。
新保が進塁打を放ち、野澤がセンター前にポトリと落ちるタイムリーヒットで1点を返し7-2。
そして、打席には若大将・武川。
高めに浮いたボールを完璧に捉えて、打球はレフトへ上がる。
打球は弾丸ライナーでグングン伸び、そのままレフトスタンドに突き刺さった。
レフトフェンスまでは95メートルあったが、その距離を弾丸ライナーで突き刺す圧倒的なパワーを披露した。
このホームランで7-4と3点差まで詰め寄った。
更に攻撃の手を休めないスピリッツは柳原がしぶとくライト前に落とし出塁し、続く村上が左中間を真っ二つに破るタイムリースリーベースを放ち7-5。
芦谷の内野ゴロの間に村上が生還して7-6。
1点差で林田に繋ぎ、捉えた打球はレフト前に落ちる。
・・かと思われたが相手レフトがダイビングキャッチ、素晴らしいファインプレーに阻まれてゲームセットとなった。

先発した武川はエラーも絡んだが7失点を喫してしまう。
4奪三振を奪う好投報われず、敗戦投手となってしまった。
最終回となった4回もマウンドに上がるが、2本のヒットを浴び、続くバッターに四球を与えたところで自ら降板を志願。1アウトも取れずに降板となった。
誰もリリーフの用意が出来ていない中、センターから柳原がマウンドに上がる。
サード木村賢に車から投手用グラブを持ってきて貰っている間に肩を作り、見事に3つのアウトを奪って無失点。
最終回の攻撃へ流れを引き寄せるピッチングだった。

これでダイヤモンドリーグは4戦を終えて3勝1敗となり、決勝トーナメント進出に黄色信号が灯った。
残り1戦を勝利すれば無条件で進出出来るので、1戦必勝で臨んでいきたい。