試合結果詳細

7月7日、七夕。
とある業界では一番激アツな日とも言われている。
そんな中迎えたサカイスポーツ杯の初戦。
5月に一度オープン戦で対戦したSluggersさんがお相手。

スピリッツ先発投手は、今期初登板となる背番号11・林田。
昨年も好投をしていた中、古傷の肩を負傷して以降は打者に専念し、猛打を奮っていた。
久しぶりのスピリッツでのマウンドで、先発である桑田大とバッテリーを組んだ。

後攻のスピリッツは2回裏、0-0の均衡を桑田大がぶち破った。
1ストライクからの2球目を逆方向のライトへ弾き返し、打球はライト頭上を越えていった。
先制のソロホームランを放ち、1点を奪う。

1-0のまま迎えた3回裏には、野澤、湯谷の連続ヒットでノーアウト1,2塁のチャンスを作る。
ここで打席には1打席目にツーベースを放っている梅田が入る。
2ボール1ストライクからの4球目を完璧に捉えて、打球は左中間ど真ん中を突き破る。
貴重な追加点となるスリーランホームランとなり、試合の流れを完全に呼び込んだ。

4回裏には米澤が内野安打で出塁し、松村が素晴らしいライナーを左中間に放ち、これがツーランホームランとなる。
松村は2022シーズン初安打がホームランとなった。
さらに武川が100m以上飛ばすエンタイトルツーベースを放ち、続く柳原は相手エラーで出塁。
2アウト2,3塁の場面で打席には桑田皓。
左打席で、外のボールを華麗にレフト方向へ流し打ち。
これが右バッターの引っ張った打球以上の素晴らしい打球で、レフト左を突き破りエンタイトルツーベース。
これが2点タイムリーとなり、この回4点を加えて試合を完全に決めた。

先発した林田は4回62球、5奪三振を奪う好投。
被安打は0のまま桑田皓へリリーフのバトンを渡した。
バトンを受けた桑田皓は、最終回となった5回表に登板し、素晴らしい球威のストレートを投げ込み、三者連続三振を奪って試合を締めた。

演技の良い日にコールド勝ちを納めたスピリッツ。
本日が20代ラストの試合になる男もいれば、本日が人生の新しい船出となる男もいた。
スピリッツも今年で7年目。
色々なことが変化していくのは当たり前で、その変化に対応していかなければならない。
野球が好きという気持ちを大切にして、この先も活動していきたい。