試合結果詳細

快晴の中迎えた新リーグ戦・東部リーグ朝野球大会。
全7チームで総当たりの試合をシーズン終盤にかけて行っていく、素晴らしい大会。

第1回戦のお相手は今期2度目の対戦となるＴＫＮさん。

先発は約2年振りの先発登板となる中澤。
、、、の予定だったが、前回の民報杯に続きまさかの2連続の寝坊。
今回はナイトモードは解除していたようだが、普通の寝坊だったのか。
緊急登板となったのが、前日札幌ドームに日ハム戦を観に行っていた若林。
延長12回引き分けの試合だったので、帰宅は深夜1時を過ぎていたようだ。

先攻のスピリッツは0-0のまま迎えた3回表、この回先頭の湯谷が相手エラーで出塁。
その後1アウト2塁となり、柳原がセンターへ痛烈な打球を放ち、ワンバウンドでフェンスを越えていく。
先制のタイムリーツーベースとなり1点を先制した。
さらに続く米澤もセンター前タイムリーヒットを放ち2点目。
2盗、3盗を決めて1アウト3塁となり、野澤のレフト犠牲フライで生還し3点目。
バックホームの送球が3塁ランナー米澤の後頭部に直撃するという珍プレーも生まれて、3点を先制した。

4回表にはパスボールで1点を加え、
さらに北城がレフトフェンス直撃のヒットで出塁し、盗塁とパスボールで3塁へ。
1アウト3塁の場面で湯谷がきっちりと犠牲フライを放ち1点を追加、この回計2点を加えた。

5-0とリードする中、寝坊の中澤が到着。
アップが完了し予定通りマウンドへ上がる。
若林は3回被安打0の完璧なピッチングで中澤にバトンを渡した。

そのバトンを受けた中澤だったが、5四死球被安打1で3点を献上してしまう。
しかしなんとか3失点で踏ん張り、5-3で5回表の攻撃へ。

柳原が相手エラー、米澤が四球で出塁し、それぞれ盗塁を決めてノーアウト2,3塁のチャンスを作る。
そして打席には途中出場の中澤。
逆方向となる1塁ベース上へとんでもないスピードの打球を放ち、そのままライトも抜ける。
今期初安打は貴重な2点タイムリーツーベースとなった。
得意のサイレントスチールを決めて3塁へ進塁し、芦谷のセンター越えのタイムリーツーベースで生還し、1点を追加。
この回3点を加えて8-3と再び5点差とした。

中澤は1イニングで足腰の限界がきてしまい、5回裏から再び若林がマウンドへ上がった。

6回表、スピリッツ打線が大爆発した。
北城の2打席連続ヒットから始まり、湯谷、柳原にもヒットが出る。
そして中澤の2打席連続ヒットから中川、芦谷の三者連続ヒット。
2アウト満塁の場面で、打者一巡して北城が打席へ。
今年新調したバットで捉えた打球は左中間へ高々と上がり、そのままスタンドへ突き刺さる。
人生初の柵越えホームランがなんと満塁ホームランとなった。
その後も桑田皓にタイムリーが出るなど勢いが止まらず、6回表は一挙11得点を奪う猛攻となった。

結局4回裏以外を投げ抜いた若林は被安打0、6奪三振を奪う安定感抜群のピッチングでチームに勝利をもたらした。

中澤・北城の創設メンバー組にも2022年初ヒットが出るなど、大いに盛り上がった試合だった。

新リーグ戦初戦を勝利で飾ったスピリッツ。
8月はまだまだ試合が続くので、ケガに気をつけて残りのシーズンも楽しんでいきたい。