試合結果詳細

2度の雨天順延を経て、3度目の正直でようやく迎えたアポロ杯1回戦。
お相手は強豪オールドボーイさん。

天候はなんとか大丈夫そうだったが、試合前にスピリッツに緊急事態が発生。
先発登板予定だった梅田がグラウンド到着後に急遽仕事が入ってしまい、グラウンドをあとにした。
緊急登板で桑田皓がマウンドへ上がることになり、スクランブル体制で試合に臨んだ。

後攻のスピリッツは初回に1点を先制される。
1回裏の攻撃ですぐさま反撃の狼煙を上げた。
1番桑田大が四球で出塁し、盗塁とワイルドピッチで3塁へ進塁。
2番柳原はピッチャーゴロに倒れるが、3番桑田皓がセンターオーバーの特大のタイムリーツーベースを放ち1-1の同点とした。
4番武川も痛烈なセンター前ヒットを放ち、盗塁を決めて1アウト2,3塁の場面で5番芦谷モンスターが痛烈なセンターライナーを放つ。
これが犠牲フライとなり2-1とし、1点を勝ち越した。

この得点が最終的に決勝点となり、2-1で接戦を見事に勝ちきった。

先発した桑田皓は6回を95球で完投し、急遽帰宅となってしまった梅田の分まで力投した。
8奪三振を奪う好投だった。
最終日はノーアウト1,2塁のピンチを招くが、ファーストフライ、ピッチャーゴロ、センターフライで打ち取り見事にピンチを防いだ。

守備のエラーも3つ出てしまった中でも、グラウンド上でメンバー同士でコミュニケーションを取り合いミスをカバーしていけた。
スピリッツの良い雰囲気が、少しずつ戻りつつあるように感じた試合だった。


アポロ杯1回戦を勝利し、次戦はシードで下川原アルミ工業さんとの試合が確定している。
昨年の民報杯優勝チームにスピリッツの実力がどれだけ通用するのか楽しみである。