試合結果詳細

前日のナイター試合終了から約8時間後、同じ球場での試合となった東部リーグ3回戦。
お相手は過去20回以上対戦しているZero倶楽部さん。

先発投手は民報杯決勝トーナメント以来の登板となる柳原。

先攻のスピリッツは1回表、1番新保が左中間へヒットを放ち出塁する。
ようやく今期2本目のヒットが出た。
続く2番寺沢もレフト前クリーンヒットで繋ぎ、ノーアウト2,3塁のチャンスを最年少コンビで作った。
これに応えたいスピリッツのクリーンナップだったが、3番桑田皓はサードフライ、4番武川はショートフライに倒れて2アウト。
そして5番芦谷は見逃し三振に倒れ、まさかの無得点に終わった。

0-0で迎えた3回表、寺沢の2打席連続ヒットで2アウト2塁のチャンスを作る。
打席には4番武川。1打席目の凡退を見事に帳消しにする特大のセンターオーバースリーベースを放ち、1点を先制。
さらに続く5番芦谷もレフト線を痛烈に破るタイムリーツーベースを放ち1点を追加。
2-0と試合の均衡を破った。

2-0のまま試合が進んでいき、最終回となった6回表。
芦谷が特大のセンターオーバースリーベースを放ち、若林も内野安打で繋ぐ。
2アウト2,3塁のチャンスで今期絶好調の米澤がライトの頭上を越えていく素晴らしい打球を放つ。
俊足で一気にホームまで走り抜け、貴重な追加点となるスリーランホームランとなり試合を決めた。

先発した柳原は安定したコントロールで6回を完投。
被安打2四死球1奪三振3と試合を完璧に作り見事な完封勝利を挙げた。
テンポが非常に良いので守備のリズムも良く、ノーエラーで好守も連発だった。

これで東部リーグは3戦3勝となった。
創設当初からずっと勝てなかったZero倶楽部さんにも勝てるようになってきた。
スピリッツの成長が感じられる試合だった。

今シーズンも残り2ヶ月弱となってきた。
トーナメント戦が残り4つ。
なんとかどれか1つで決勝進出をし、会頭杯の出場権を獲得したい。