試合結果詳細

雨天延期によりようやく迎えた18年度オレンジ杯の開幕戦。
初夏を感じさせる少し強い日差しの中、両チームの元気よい掛け声とともにプレイボール。

■1回
先発の三谷、コーナーへのコントロールされたストレートが決まり、連続三振で無失点と好調な滑り出し。
その裏HSDの攻撃、四球やエラーで出塁したランナーを相手のワイルドピッチなどで返し、効率よく2点を先制。

■2回
突如コントロールに苦しみ出した三谷、三振を挟んだ3連続四球で1死満塁のピンチ。ここで相手の好打を浴び、2-2の同点。
その裏、下位打線から1死2,3塁のチャンスを作り、久々に試合先発出場の平田が内野グラウンドに叩きつけるチームバッティングを見せ、1点を勝ち越す。

■3回
またも先頭から連続四球などでピンチの場面、相手の内安打と積極的な走塁で3点を取られてしまう。2点を追う展開に。
その裏、1死から3番柿崎が出塁すると、4番榊原が右中間を破る3塁打で重責を果たすと、同点のチャンスで続く5番田内がレフト前のタイムリーを放ち、同点。

■4回
時間的には最終回になるであろう4回、
ここで抑えて裏でサヨナラと行きたいところだが、エラーで出塁を許した
ランナーを返してしまい、1点ビハインドで最終回の攻撃へ。

1死から9番平田が相手エラーを誘い出塁すると、盗塁とワイルドピッチなどで
2死3塁の同点のチャンス。ここで、2番蛭田が根性の内安打で繋ぎ、同点。
さらに盗塁で2死2塁の一打サヨナラまでチャンスが広がる。ここで3番柿崎、惜しくも最後は三振に倒れ、ゲームセット。初戦でなんとか勝ち点1を得ることができた。

■総評
守備では、やはり四球を絡めて失点する場面が多かったのがもったいなかった。いつもと違った慣れない守備位置などもあり、通常ならいくつか防げた失点もあったが、まずはランナーを出さないという所から、失点のリスクを下げて行きたい。

打撃では、速球の相手好投手に対し、初戦にしては良い当たりが出ていたように感じた。今後も今回のように、積極的な打撃で勢いに乗って行きたい。

■所感
個人的には、久々に電サと対戦したが、好投手が増えただけでなく、打撃や走塁に積極性が見られ、以前のオレンジ杯下位のイメージから少し変わってきている印象を持った。内容的には、油断すると今回は負けていた可能性も十分にある。
とはいえ、オレンジ杯の上位を目指して、勝たないといけない相手であり、やはりしっかりと勝ち点を取りきるには、ミスをしない、またはミスしても失点しないような試合の進め方をできるようにならなければいけないと感じた。
今後も同じような相手との試合が予定しているはずだが、気を引き締めて臨みたい。