試合結果詳細

TTT11-2富田製薬
○三木、柳沢、米花、松田 - 杉本、逸見、小越
三塁打　龍田　　二塁打　布川、龍田

急遽決まった国体予選参加
最後の強化OP戦。春から続いてきたスタメン争いもいよいよclimax。MAX。Ride on time。

一回表、#1龍田のライトオーバー三塁打により幕開け。#33福田がきっちりとスクイズを成功させる。ツーアウトより、#29高橋が死球、#55布川の右中間二塁打、#23GMのセンター前ヒットで２点を追加。最高の立ち上がり。4回には#23GMの技ありピッチャー前内野安打(笑)、#10神戸のいつものやつで出塁。そして海部高校コンビのダブルスチールからの#12杉本の犠飛で追加点。５回には#55布川のこの日２安打目となるタイムリー。６回には新勢力を含めた打線が爆発。#26逸見#22平間#7米澤のタイムリーなど一挙６点。ディフェンス面では#18三木が調整登板ながら圧巻のピッチング。5回を投げ切り完全ピッチング。打者１５人から11個の三振を奪った。その後#21柳沢、#28米花、#23松田と繋ぎゲームセット。出来過ぎの試合内容であった。

【戦評】
#1 龍田　9.5
流石の一言。いよいよ手がつけられなくなってきた。「龍田くん？あの子の打球むっちゃ伸びたわぁ」と#23GM、#10神戸の高校時代のチームメイトの富田製薬ライトが語っていた。そのくらい押し込めているのだろう。当日までにビヨンドのゼロワンを仕入れることが出来るか否かが彼の打撃成績に大きく影響を及ぼす。

#3 東甫　7.3点
今回はスタメン出場が叶わなかった。しかしながら初打席でしっかり1本。やはりこのあたりがチームからの信頼度の高さである。そして何よりも、足が動いている。ここ５年で1番速い。かつて12秒を切っていた快速が戻りつつある。今後は代走での起用もあるとかないとか。

#4 大柳戸　７．０
Newカマー。50mが4.2秒(本人談)。TTTのネックである機動力の無さが解消される大きな武器が加入した。本試合は途中出場だったため、彼のﾎﾟﾃﾝｼｬﾙがどこまでなのかわからなかった。中学校時代の恩師の期待を裏切ることがないようにしっかり頑張ってもらいたい。

＃５　小越　８．０
今回彼に対して１番感じたことは「タフさ」である。声出し、主審、そして捕手。３５度の炎天下で彼は始まりから終わりまで全て同じ表情ですごしきった。守備で貢献。縁の下の力持ち。１００人のっても大丈夫

＃６　賀家　２．０
４打数０安打ということはプロ野球選手でもよくあること。ぼくたちはプロ野球選手ではない。だから打てなくても何も気にすることはないのかもしれない。しかしながら、少しひどすぎた。少し？かなり？いつもよりベンチからいじられることが少なかったように思う。それは周りも、ほんまやばいやん賀家さん・・・。って思っていたからであろう。２か月～３ヵ月の筋トレが逆効果になってしまったのか・・・。いやはやスタメンも・・・。いやはや。いやはや。やはりお母さんの手助けが必要なのだと感じた。守備＋打点で２点あげる。

＃７　米澤　８．０
上記の＃６を脅かす存在が彗星のごとく現れた。俊足、強肩。若さをプレーでそのまま表現することができた。TTTの躍進に大きく力添えをしてくれるプレーヤーに期待と、スタメン人は焦りを持ってもらいたい。次戦の阿波製紙戦ではスタメンが予想される。そこでアピールすることができれば、不動のスタメンとしての道が開けるはずだ。今後の活躍に期待している。

＃１０神戸　８．２
セーフティーヒット、そして四球。あなたがランナーにでるだけでチームはワクワクします。最近まで不調だったが、ファールでありながら逆方向のらしさ全開のバッティングも戻りつつある。大量得点を奪うためには神戸の出塁が間違いなく鍵になってくる。絶対的なバッティング、絶対的な守備、それが無くても、神戸の出塁はTTTの大きな武器である。あとベンチでやかましいのも結構好きである。どこでどんな出場でも神戸らしさを出してもらいたい。

＃１１　鎌田　　７．８
６回表の大量得点の回の先頭バッターとして四球で出塁。危なげない走塁でチームに貢献。守備では守備機会はなかったものの、セカンド・サードを無難にこなし、声でチームを鼓舞。TTTの躍進のきっかけは３０歳以上のプレーヤーがひたむきに頑張っていることであるとGMは感じている。ひたむきさの象徴が＃１１鎌田の坊主頭である。次戦も期待している。

#12 杉本　8.0
今回の評価ポイントは守備。TTTエース三木を巧みにリード。低めのバウンドボールの捕球+ストップ率は100%。まさに要塞。TTTの要塞。落ち着いた立ち振る舞いでチームを支えた。この歳になっても着実にレベルアップしている。

#18 三木　9.9
ついに出ました。と思いきや、今回は控えめに9.9にしておこう。１５人の打者に対して11個の奪三振。「圧巻」の一言。国体強化指定選手の力をTTTのメンバーに見せつけた。四球の心配がない剛腕のピッチングはTTTのメンバー一同に勇気を与える。大会で台風の目になるために、三木の力が必要不可欠だ。

#21 柳沢　7.5
ブルペンがないグラウンドで、しかも炎天下。難しい立ち位置で、2回2失点。結果だけを見ればもう一つピリッとしないが、上記にある条件下ではしょうがないところもある。しかしながら、どのような条件でも安定したピッチングを披露してもらいたいとGMは思う。どんな無理難題も謙虚にこなす世代代表左腕になってもらいたいものだ。

#22 平間　8.5
今回は捕手での出番はなかったが、前半主審でじっくりと相手好右腕+三木の球筋をじっくりと見ることができた。また途中出場後はきっちりとタイムリー。また、今回はなんといっても新メンバーの加入に大きく尽力してくれた。ジュニアリーダーとしての働きも考慮して+0.５点を与えている。

#23 GM松田　9.0点
2打数2安打2打点1盗塁。ふぅ。賀家さん。そういうこと。だか、体力の衰えが否めない。9回フル出場はかなり怪しい。そして、肩。100キロしかでてないの？というほど。満身創痍。しかし、言い訳にしない。疲れてしまったらすぐに交代。肩が痛ければ投げない。これならもTTTの勝利のために自分ができることを100%こなしていきたい。


#26 逸見 8.5
途中出場ながら、貴重な２点タイムリーを放った。バッティングが課題とされていたように思えるが、ここ数試合は毎試合でヒットを放っている。貴重な存在である。しかし逸見がヒットを打つと何かがおこる。前回は肉離れ。今回は、熱中症であった。頑張れ逸見！OS1が助けてくれるぞ！

28 米花　#7.0
前向きさがプレーに全面に現れるようになり、TTTで存在感がでてきた。今回は1イニング投球の機会もあり、久々のマウンドだったが、無失点で切り抜けることができた。ここぞという時の起用で、チームを盛り上げる存在に成長していってほしい。

# 29 高橋　　7.0
カメラワークはばっちりであった。が、２つの四死球により、安打を見ることができなかった。期待されるのは、チャンスでの長打andガタイの割に狭い歩幅のチョコチョコ走り。非常に可愛らしく趣がある。オロナミンC球場のスタンドインを期待している。


#33 福田　6.5
少しバッティングがしめりがちであった。火の出るような当たりを最近見ていないように思う。しかしながら初回、先制点となるスクイズを一球で決めるメンタルand技術がある。次戦に期待している。

#36 大瀧　7.0
新メンバー3人目。全員共通して足が生きている。#22平間が教育実習中に生徒だった#36大瀧。平間の授業中に1人寝ていたというメンタルの強さがある。そのメンタルがあれば必ず活躍できるはずだ。



#55 布川　　9.0
さすがの２安打。首位打者は揺るがない。どこにでも強い打球が打てる上、長打もコンスタントに打てる。まさに3番、5番どちらでも打てるタイプ。こういうバッターが相手にいると本当に嫌だと思う。