試合結果詳細

名西リーグ第９戦。相手は名西連盟王座に君臨するJAPAN。
お互いに無敗どうしで迎えた天王山。凄まじい空中戦となった。
タートルズの先発は、愛知県の最優秀選手候補の圭吾。先週のピッチングの再現といきたかったが、王者JAPANが立ちはだかる。
初回、先頭を歩かせると、一死二塁から相手3番に左中間へホームランを打たれ、あっさりと先制を許してしまう。
その裏、すぐに追い付きたいタートルズ打線は二死から中安と四球でチャンスメイクする。しかし、後続がつづかす無得点で終わる。
2回、先発の圭吾は制球に苦しみながらも何とかJAPAN打線を抑える。すると、一死一塁からセンターへ抜けそうな当たりをセカンド久保がスライディングキャッチ。すかさず二塁へ送球、それをショート宗士が素手で掴みファーストへ転送。JAPAN相手にアライバを彷彿させる4-6-3のダブルプレーを成立させる。
一方、打線は相手ピッチャーの小気味いいテンポと緩急を前に中々、きっかけを作れない。
しかし、タートルズの守備は固く4回にはセンター前に落ちそうなライナー性の打球を、センターのタカが飛び込んでアウトにするなどお互いスコアボードに「0」を並べていく。
このまま試合が膠着するかと思われたが5回裏、先頭の圭吾が遊失で出塁すると、翔吾が四球で続く。一死一・二塁となり、1番タカ。今年、打撃不振のタカが振り抜いた打球は、レフトの頭上の柵を越える、逆転のスリーランホームラン。
しかし、このまま終わらないのが王者JAPAN。すぐに、一死二・三塁から同点タイムリーを打たれ、すぐに追い付かれる。
だが、JAPAN戦、初勝利へ向けてタートルズはその裏、先頭の4番宗士が試合を決める、劇的なレフトへの勝ち越しホームラン。
最終回、抑えで登板した宗士が、粘るJAPAN打線を力でねじ伏せ試合終了。2度と無いであろう、凄まじい試合をものにした。
これで、名西リーグ優勝がほぼ確実な状況となりました。しかし、あと2戦、無敗でリーグ制覇目指して頑張りましょう。