試合結果詳細

無制限（UNLIMITED） vs 無限（Infinity）の終わりなき戦い 第２幕

横浜インフィニティさんとは昨年５月に対戦経験がある。
まだチーム設立まもない頃だったが２ー３で惜敗…
だが、インフィニティは最早あの頃の新興チームではない！
１年あまりで急成長を遂げ、港北区民軟式野球大会に於て
ベスト８の実力派チームになっていたのだ！　しかも今回、
「ガチメンバーで行かせてもらいます」と宣戦布告してきた！
どうするUNLIMITED！２年連続の敗北は許されないぞ！

先攻のUNLIMITEDは１回表、清々しく三者凡退に終わる。
その裏、先発の石井は先頭打者に挨拶代わりのデッドボール。
二番打者はライト前にヒットを放ち、ノーアウト１塁２塁。
ここで三番打者が手堅く送りバントをしてきて２塁３塁に…
そして打席には、打ち気マンマンの四番打者！
あうっ、無失点男が、ついに初失点を喫してしまうのかっ!?
だが、ここで四番打者の放った打球はボテボテのサードゴロ！
前進していた山本が裁いてバックホーム、アウトぉぉ！
石井は五番打者も投手ゴロに打ち取り、またも無失点を守った

UNLIMITEDは２回表の攻撃も、爽やかに三者凡退に終わる。
その裏、またも石井は連続四球でノーアウト１塁２塁とし、
八番打者に手堅く送りバントを決められ２塁３塁とする。
石井よ、今度こそ、ああ今度こそ、初失点を喫してしまうのか!?
初回は強打に出て失敗したインフィニティはどう出る!?
スクイズ！！！石井は猛然とマウンドを駆け下りてきて
転がるボールをキャッチャーにトス、アウトぉぉ！
なんだこの自作自演!! 石井は続く打者を三振に仕留めて
意気揚々とベンチに帰ってきた。

UNLIMITEDは３回表の攻撃も、三者凡退に…終わらない！
二度までもピンチを凌いだのだ、チャンスが巡ってきても当然だ。
一死から打席に立った神澤が、イチローばりのスイングで三振、
だがキャッチャーがこれを後逸して振り逃げで塁に出る。
続く石井は投手ゴロに倒れ…るかと思ったら相手がこれをエラー。
ここで中野がセンターオーバーのタイムリーツーベースヒット！
さらに一番に戻って三好がレフト前に流し打ちで１点追加！
攻撃の手を緩めないUNLIMITEDは三好の盗塁で足で相手守備をかき回す
これに動揺したか相手ピッチャーがパスボールと連続の押し出し四球、
山本のサードゴロの間にさらに１点が入り、一挙６点の猛攻！
やるじゃん、UNLIMITED！

３回裏、石井はまたも先頭打者にデッドボールを与える。
その走者は無謀にも盗塁を試みるが渡辺が余裕でこれを刺す！
石井は一巡した一番二番を内野ゴロに仕留め、流れを与えない。

４回表、守備の勢いそのままに増渕がセンター前ヒット！
岡本は投手ゴロだったが、この間に増渕が得点圏に進む。
神澤は第１打席と同じく振り逃げを狙うも今度はただの三振ｗ
だが、石井がライト前ヒットを放ち増渕を生還させる。追加点だ！

石井は４回裏も一死から連続四球でランナーを出すが、
後続を投手ゴロと三振に取って、無失点を守り抜いた！
５回表の攻撃は谷山のセンター前ヒットが飛び出すも、無得点。

５回裏、中野監督は石井に代えて素直球の三好を登板させる。
三好は投手ゴロと三振でぽんぽんとツーアウトを取るが
石井がマウンドに残した地縛霊を見て連続四球を出してしまう。
だが、修祓により続く打者を三振に仕留め、事なきを得る。

６回表のUNLIMITEDは岡本のライト前ヒットと石井の四球で
ツーアウトからチャンスを作るも、残念ながら得点ならず。
そして６回裏、時間的にこの回が最終回となることが確実で
試合の見どころは「完封勝利なるか」という点に絞られた。

相手打者は一矢報いようと気合十分にボールを引っぱたいた！
打球はサード前に転がったが気迫が乗り移った打球は、
サード山本のグラブをはじく！ノーアウトのランナーが出た。
ランナーは二盗、そして三盗まで決めて、執念を見せる。
続く三番打者が捉えた打球は、またしてもサードを襲う！
だがそこは名手山本、本塁突入を伺うランナーを牽制しつつ
一塁へ送球…が、これが超難しいショートバウンドになる！
しかし、ファースト神澤はこれを華麗なグラブさばきで
ミットに収めた。猛然と本塁に突入するランナー。
自分のプレーに酔いしれて軽やかにステップを踏む神澤。
瞬間冷凍されたような内野の空気に神澤が気づいた時、
三塁ランナーが疾風の如くホームを駆け抜けた…
その時の神澤の表情はこんな感じであった→　Σ(▼□▼|||) ｶﾞ—ﾝ!

最後は三好が投手ゴロ、二ゴロで締めて試合終了。
これでインフィニティさんとの対戦成績を１勝１敗とすると同時に
UNLIMITEDの「港北区Cクラス実質ベスト4」が決まったのだった。