試合結果詳細

夜活カップ決勝は延長10回、試合時間にして3時間半を越える緊迫した投手戦になった。

ビクトリーズの先発はエースの喜田。
初回は三者凡退に切ってとると、2回には自己最速に迫る139キロをマークし姫信打線を圧倒する。

一方、姫信の先発は喜田と同様この大会を無失点ピッチングを続けてきた那須田。
こちらも今日はコントロールが冴え渡り、打たせてとるピッチングでビクトリーズ打線を寄せ付けない。

両投手とも1歩も譲れない気迫のこもったピッチングでスコアボードに0の数字を並べていき、試合は延長戦にまでもつれ込む白熱した展開になった。

決着は延長10回裏、ビクトリーズの攻撃。
ノーアウトから4番喜田がライトへのツーベースヒットを放ちサヨナラへのお膳立てを整えると、5番三木が真ん中高めの甘い球を振りぬき、ライトスタンドへ優勝を決めるサヨナラ本塁打を放ち試合終了。

夜活カップ決勝はビクトリーズの優勝で有終の美を飾った。

大会MVPは自己最速141キロをマークし、今大会無失点ピッチングを続け圧倒した喜田投手が今日の試合も延長10回まで1人で投げぬき文句無しのMVPに選出された。