試合結果詳細

一度雨で流れてしまい、日程を組み直して行われたこの試合。相手はクワの所属チームでもある、京浜ブルーバルチック。試合開始が雨で少し遅れたが、バルチック側の先発はクワ、クラッツ側の先発はノリで試合が始まった。

開始直後、先頭のふっちーがクワの高めに浮いた初球を右前に弾き返すも、後続が続かず無得点。対する守備は先発ノリが連続三振でツーアウト。誰もが投手戦が始まるものと思っただろう。

しかし、三番打者をヒットで出すと、その後は盗塁、レフト前で１点、その後は四球とヒットで２点目を奪われ、次の打者が内野ゴロで終わるかと思いきや、送球ミスで２人の生還を許し、四球を挟んで振逃でさらに１点奪われた。最後は三振で締めたが、この回は４三振を奪いながら５失点という立ち上がりになってしまった。

一度狂ってしまった歯車を元に戻すのは難しく、二回は四球２つに盗塁や暴投を絡めて１失点、三回は再び内野のエラーが重なり、３失点。ピッチャーをつぼにスイッチした四回も再び内野エラーが重なり３失点、時間切れにより最終回となった五回は無安打ながら４四球で押し出し、と計１３失点となった。

その一方で打撃は攻めあぐね無得点となり、結果は０−１３での敗戦となってしまった。

敗戦の理由としては、毎週活動しているチームとそうでないチームの差が出てしまったように思える。特に捕球、送球の部分で顕著だったように感じた。日々の活動が無い中でこれらを高めて行く事は難しいが、捕球に関しては取れなくても体の前に落とす、送球に関しても暴投しても良いからビビらず強い球をまずは投げ、その上で上手く行かない日があれば、その日は方向だけ合わせて必ずワンバンで投げることに徹する、などを意識してみると良いかも知れない。

また、バルチックから劣勢時の声かけについてアドバイスを頂いた。声で野球が上手くなるとまでは断言しないが、力を引き出すため、メンタルにもたらす力は大きいと考える。ピッチャーへ勇気付けるような声掛けや、エラーをした選手へ再度怖がらず勝負してチャレンジしていこうという声掛け等は、不要な失点を防ぐ策となるだろう。

敗戦の中にもふっちーの見せた積極的な初球攻撃や、おり弟やたなか、じっくんのファールでの粘り、失点はしたものの投手陣が相手から三振を多く奪った点は次戦に繋がることだろう。

気持ち新たに次戦へと臨みたい。

なお、MVP賞にはバルチック側でクラッツに対して打者10人から5三振を奪い、三回無失点で好投したクワを、KLUTZ(やらかし)賞には大空へ向かっての送球を頻発したゆうまを選出したい。次回は己を信じ思い切って強く投げてほしい。それでダメならワンバンで誤魔化そう。笑

MVP賞:クワ
KLUTZ(やらかし)賞:ゆうま