試合結果詳細

未勝利が続く2019年、(恐らく)最後となる一戦。
寒川の田端スポーツ公園での試合となった。

余談だが、9.10月の台風により相模川河川敷のグランドは上流から下流まで多く被害を受けており、この田端スポーツ公園も例にもれず漸く利用再開になったばかりという状況であった。

さて、試合の方は先発に左サイドのじっくんを立て、後攻で臨んだ。

初回、先発じっくんの好調な滑り出しにより、無失点に抑える。
裏、四死球でランナーを出すもののフライを連続して打ち上げ無得点。

2回、ランナー3塁のピンチからタイムリーを打たれると、その後の打者に左越え2ランを打たれ、先制されてしまう。(0-3)
裏、タイムリーは出なかったが相手のエラー等で2点を返す。(2-3)

3回、立ち直ったじっくんが無失点に抑える。サードつかもとの安定した守備が目立ち始める。
裏、やはりタイムリーを打てていないためか流れは掴めておらず、三者三振を喫してしまう。

4回、予定通り投手をつぼにスイッチ。ただ、相手の良い流れもまだ途切れていなかった。
ライト前で出したランナーを得点圏に置き、何とか深いセンターフライに抑えたと思いきや、落球により1点取られてしまう。(2-4)
裏、前の回の三者三振や追加点等でやや沈んでいたが、ゆうまがそれを吹き飛ばす左越えソロを放ち1点差に詰め寄る。(3-4)
その後、相手がHRの影響か制球を乱し安打や四球で逆転し、この回7得点となった。(9-4)

5回-6回、つぼが圧巻のピッチング。ほとんど三振でたまに三ゴロ、Ｐゴロのみに抑え、相手の流れを断ち切った。
5回裏、四球やエラーに乗じて追加点を挙げる。(11-4)
6回裏、ヒデ田中がこの回チーム2本目となる左越え3ランを放ちこの試合を決定づけた。(14-4)

その後、7回の守備を迎えるというところで時間切れ。試合終了となった。
今年初の勝利、そして記念すべき新ユニフォーム初の勝利でもあった。

登板後にチームが逆転したため、つぼが勝ち投手となった。
3回6奪三振(他は内野ゴロ)自責点0の完璧なリリーフで流れを引き寄せた。

本日のMVP賞は活躍者が多いため迷いどころであるが、ここはつぼを選出したい。やはり無四球でテンポよく三振を奪う姿はチームに活気を与え、その後のビッグイニングに繋がったといえる。繊細なピッチングでもあるため、マウンド状況を見つつ、今後の登板機会に繋げたい。

また、本日は特筆すべきプレーが多かったので触れたいと思う。守備面では前述のつぼの他、助っ人つかもとの三塁守備を取り上げたい。柔らかいグラブ裁きと確実な送球で7.8個のサードゴロを全てアウトに仕留めた。早急に悩む当チームにおいてお手本となるような身の裁きであった。腕だけで投げず、ステップを正しく踏んで足や腰を使ってしっかり投げている印象だった。内野陣はぜひ参考にしてほしい。

打撃面は本塁打を放ったゆうま、ヒデ田中、2戦連続得点圏に走者を溜めた状況で一掃するタイムリーを放ったゆもとを挙げたい。

ゆうまに関しては一点を取ったことで相手が乱れて逆転に繋がった点が印象的であった。劣勢だとしても一点ずつでも良いので返していくことが大事であると感じた。また、ゆうまのスイングは無駄な力が入っておらずインパクトの瞬間だけカチっと力が入っている。力が入っていない分ミートも巧い。打つ前からカチカチのクワンタ(執筆者)含め、力みがちな選手は参考にしたい。ヒデ田中に関しては2019年度好守に亘り躍動しているので挙げさせてもらった。是非とも好調を維持してほしい。ゆもとについては2試合で5打点とランナーが溜まった時の効果的な一打が効いている。野球はやっぱり点を取らないと勝てないスポーツだと実感した。(笑)

KLUTZ(やらかし)賞は若干精彩を欠いたじっくん。リリースポイントの件はまたコツを掴んでほしい。センターフライ落球は抗えない加齢かもしれない。(笑)
次回頑張ろう！

MVP賞:つぼ
KLUTZ(やらかし)賞:じっくん