試合結果詳細

7月以来となる今年6戦目。
コロナ禍での休止期間を終え、再開初戦となった。

相手は新鋭ARIHAMA Golden Boys。我々より10歳ほど平均年齢が若く、フレッシュなチーム。

また、助っ人でお世話になっているニシモト、ウドノ、オオノを中心に結成されている関わりの深いチームでもある。

さて試合に話を移す。先発はクワ、後攻で試合開始。

1回表、相手の先頭ニシモトに甘い変化球を捉えられセンターに運ばれると、二盗三盗を許す苦しい展開に。その後、二死からサードゴロを打たせるが、名手ノリが珍しく暴投し先制される。(0-1)

裏、やぎの痛烈なライト前、ツボのミラクル内野安打(急角度でファールゾーンから戻るゴロ)でチャンスを作るも、クリーンナップが3人で斬られ、無得点。

2回表、無失点に抑える。

裏、三者凡退に終わる。

3回表、投手をじっくんに交代。危なげなく無失点に抑える。

裏、前の回に続き三者凡退となる。この辺り、相手投手がノっており、球が走っていた。

4回表、投手をノリに交代。立ち上がりを攻められ、内野手の間を鋭く抜ける当たりを何本か打たれ、追加点を取られる。(0-3)

裏、相手投手が交代。代わりばなを攻め、やぎ、ツボが連続出塁、ノリのライト前で繋ぐと、そこから3連続押し出し四球で同点とする。そして続くクワが初球を振り抜くと、レフト前へ勝ち越しとなるタイムリー。(4-3)

5回表、ノリが好投し、無失点。

裏、やまち、やぎのヒット等でチャンスを作るも、後続続かず無得点。

6回表、投手ツボに交代。相手打線が繋がってしまい、2失点。(4-5)

裏、時間が少なく最終回となるが、三者凡退で終了。

久々の試合は惜しくも敗戦となった。

〈総括〉
久々の試合だが、思ったより締まった試合となった。
投手陣は各投手立ち上がりを攻められた。相手打線が繋がり失点こそしたが、四死球は少なく実力は出し切れたと思う。同様に守備は序盤こそバタついたが、後半はいわしたやたいらの外野フライ処理など良いプレーも散見された。
一方、攻撃面はビッグイニングの攻撃は良かったが、とにかく三振が多かった。特に多かったのが、バッティングカウントで甘い球を見逃し、追い込まれてから難しい球を空振りや見逃しをしていたシーンである。
1ボール0ストライク、2ボール0ストライク、3ボール1ストライクのカウントから相手投手がストライクを取りに来た球は、決め球と比べて甘い球になりやすいので、積極的に狙ってみてほしい。
心構えとして、打席に入る前に初球を振ると決めておく、もしくはカウントごとに頭を整理し、バッティングカウントを意識しておくことで狙いにいけると思うので試してみてほしい。
ちなみに、私も投手で登板することがあるが、やはりバッティングカウントの時は「これ以上カウント悪くしたくないな」と思って投げ、追い込んだ時やカウントに余裕がある時は「ボールでも良いから甘くならないように投げよう」という意識で投げるため、心情面でもかなり異なる。
加えて、練習試合で選手が審判を行う際には、ストライクゾーンが大会の公式審判より広くなるため、2ストライクになると決め球は来るわ見逃し取られるわで苦しくなる。
そうならないために、カウントが整える球は積極的に狙い、2ストライク後は待ち方か変え、多少のボール球でも喰らいつけるように対応すると粘れるかと思う。

MVP賞：やまち
KLUTZ(やらかし)賞：ノリ

MVP賞は唯一とも言っていい快打を放ったやまちを選出。次戦以降も期待したい。KLUTZ(やらかし)賞は守備とピッチングで精彩を欠いたノリを選出。切り替えて次戦に臨んでほしい。