試合結果詳細

【秋季大会準々決勝】

チーム史に残る大逆転劇で、秋季大会初のベスト４に進出した。
初回、先発の佐藤が制球難に陥り、大炎上。押し出し四球、３点二塁打などで、まさかの９失点を喫した。
14夏、トンネルズ戦を彷彿とさせる初回の悲劇。だが、チックスの心は折れていなかった。猛反撃は二回。大溝の四球を足掛かりに、シンジの２点適時打、菊野の三ゴロの間に３点目。さらに日暮が２点適時打、倫太郎が満塁走者一掃の三塁打を放ち、一挙８点を返した。
リードを３点に広げられた三回には、大溝、池田がつなぎに徹して四球を選び、１死一、二塁の好機。ここで途中出場の西が左翼線へ起死回生の同点３ラン。勢い止まらず、１死一塁から日暮が左越え２ランを放ち、ついにリードを奪った。
最終回は二回から救援した日暮が締め、乱打戦に終止符。チーム一丸、不屈の闘志で奇跡のドラマを演じた。

西(起死回生３ラン、緊急捕手も好リード)「左投手の内角球にうまく反応できたよ。初ホームランがいい場面で出て良かった」

日暮(決勝２ラン)「この回しかないと思ってバットを振った。草野球らしい、すごい試合だった」

佐藤(初回、大乱調)「全員野球に助けてもらった。ここまで来たら、優勝しかない」