試合結果詳細

【区民大会④】

激闘の夏、４回戦。チーム創設４年目にして、ついに初のコールド負けを喫した。
一回、エース松村が投球練習中に左肩を故障。スローボール一辺倒の投球を強豪チームは逃してくれず、打者５人、アウトをひとつも取れずに無念の降板となった。緊急登板の佐藤も制球に苦しみ、失策も重なって一挙10失点。この回だけで４失策、王国ブラジルばりのド派手な崩壊ぶりだった。
コールド寸前の三回、２死満塁から日暮、佐藤の連続適時打、ふたつの押し出し四球で４点を返し、意地を見せた。だが、その裏に３番手の日暮もつかまり、再び突き放された。

佐藤主将「相手はセンターから逆方向への打撃に徹し、チームとしてまとまりがあった。スコア通りの完敗だな。松村のアクシデントで俺も含め、チームが浮き足だってしまったのは悔しいけど、野球なのでこういうことはある。今日は敗色濃厚の状況で、必死に守った今野、アウトにはなったけど食らいついて痛烈な打球を飛ばした菊野の姿に、チックス魂を見た。きつい負けでも光はあった。ただ、もう朝練はやらないよ」

池田(右翼でレシーブ連発)「サン…グラス…」

加藤(帰りの池田の様子について)「会話がなかった。さすがに、落ち込んでたな」