試合結果詳細

『自ら流れを手放した試合』
この試合、満塁のチャンスを２度つくり、安打数でも相手を上回るなど今のターキーらしさが出た試合といえるだろう。チャンスに１本がでれば展開は大きく変わっていたに違いない。
高橋投手は試合前のミーティング通りのピッチングで相手打線をうまく攻め、相手打者から焦りすら感じることができた。内外野の守備も大きなミスはなく勝ちゲームといっても過言ではない。（サード海周、センター原子、ショート高橋はナイスプレーがあった。）
敗戦の要因は捕手の差。パスボール４（うち得点に絡むパスボール２）、盗塁５（うち得点に絡む盗塁４）を許すなど捕手で自滅したといっていい。
相手捕手はワイルドピッチをことごとく止め、送球も完ぺきだだった。
加えて、大久保の軽率な走塁、原子の盗塁死、大山及び門田のけん制死と、大事な場面で走塁ミスがでたのも大きい。
これら捕手と走塁ミスで、先制点と高橋の投球でものにした流れを確実なものにできず徐々に押し切られた形となってしまった。
勝てるチャンスがあり勝てた試合。このような試合はこれまでも幾度となくあったはず。
いまベスト、ベターな選択は何か。「監督になったつもり」で自らに策を与えれば試合を優位に進めることができたはずである。
来期は「監督になったつもりで」自らの策を考え勝利に近づこう！