試合結果詳細

１位リーグトーナメント１回戦


初回ランナーを死球で出すが０に抑え、裏の攻撃に宇山のライトオーバーの三塁打に、本日は４番に入った山端が左中間の二塁打

そのまま三塁に走り、暴走気味の積極走塁でアウトにはなったが、先制点を上げた


３回には造田の内野安打から二塁へ

続く荒井が敵失で追加点

４回表に挟殺プレーのミスで１点を返された


５回は高めに浮いた変化球を二塁打にされ、次の打者にセンター前に落とされた

センターのハンブルの間にランナーがホームに突っ込んで来たが横井が好返球、直進して来たランナーとクロスプレーで激突、タッチアウトになった
※詳しくは下記に記載


その後、ランナーが走ったが補殺、２安打を打たれたが０点で切り抜けた


６回に荒井、宇山の連続安打から山端の犠牲フライで１点追加


高橋が二塁打でさらに追加点


７回表を抑えて２回戦に進出した



【本塁クロスプレーについて】
ビデオで再度確認はしたが、これからの野球知識になるかもなので少し記載してみる
※動画はここに貼って観る事は出来るが、顔も映っているので今のところこちらには載せる予定はしていません



今回の状況は


①捕手はタッチ可能な位置で、ベースより前で腰を落として足はベースに平行、左右均等の中腰で構えいる(ベースを遮るブロックは特に捕手本人が怪我も多く危険意識が高いのと、元々は内野手なのでベースを遮るブロックの意識を持っていない)


②セカンドが好返球、バウンドした時に回転で50～70cm程スライドしてランナー側に跳ねる


③その返球の変化がタッチするのに絶妙の場所に来てキャッチ、さらに走者がそのまま真っ直ぐに突進して来たのでタッチ


④仮にランナーが外側を滑り、手でベースをタッチするか、外側から左足をベースに伸ばせばタッチも不可能、完全にセーフになっているタイミングでもあったので、今回得点を防げたのはスライディングに助けられたとも言える


⑤スペースがあるのに真っ直ぐに入って来る場合で考えられるのは
・走るのに必死で状況判断する余裕が無い判断不足
・スピードが無い人はこれが１番多いが、最短距離が早いといった意識で、わかってても回り込んだり出来ない場合
・スライディングのテクニック不足

他には
・タックル前提の意識がある場合
・足を刈るスライディングを試みた場合
等もあるが、これはフェアプレイから完全に外れ問題外


⑥ランナーの曲げた左膝がベースの前に置いていた捕手の左足に激突、捕手は後ろに力を逃がして転んだが、ボールは放さずで主審はアウトを宣告


⑦爪先を立て、スパイクの裏を見せてのスライディングで改めて観ると恐いが、スパイクはベースに向かっていて捕手には向いていないのでベースは全く塞がっていない状況


左足の爪に走者の体の一部が激突して爪が浮き、血が吹き出してソックスが広範囲に血が滲んでいた(爪が剥がれて修復するのに全治４ヶ月程)


映像からは右足がベースに真っ直ぐ、左足は曲げて飛び込んでいて、ベースより前に置いていた捕手の左足に激突している


その左膝が捕手の爪先に激突して爪の大怪我に繋がった


普通、走者の足は曲げた方をベース真ん中に直接入れてくる人はいない(ギリギリのタイミングでは特に)


走者の左足が捕球者の左足爪先に激突しているということは、走者の体半分の幅ぐらいは捕球者がホームベースよりも前で捕球していた事でもある


コースは充分開いている事と、相当な激突になったがボールも落としていないので主審はアウトを宣告している



ちなみにコリジョンルール(衝突ルール)は

①捕手は走者が本塁に走ってくる場合、立ち位置はホームベースの前

②走者は守備者に体当たりはしてはいけない

③守備者は走者の走路を防がない、ブロックしない

④送球が逸れる等の不可抗力での走路侵入は許される

守備者だけでなく、走者にも適用されるし、守備者は返球が逸れた場合は走路侵入は許される



個人的には怪我明けでもあり、人よりも意識して接触を避けてはいるが、ランナーもホームに入るのに必死になるし、今回の状況もそのまま真っ直ぐ入って来たので怪我にはなってしまったが、場合によってはやむを得ない事もある


当然、判定で試合を左右される事も０では無いが、審判のミスも草野球、エラーするのも草野球、死球を食らっても草野球


ルールや判定には真摯に向き合って、それすら笑ってネタに出来るのが草野球でもあると思う




と、言うことで


┏ 本日の ＨＥ ＲＯ ┓
┃　　　山端　　　┃
┗━━━━━━━━┛

【記録】
２打数１安打
打点２
二塁打１
犠飛１

暴投２回(挟殺プレーは酌量余地ありで二塁手の失策に計上)
暴走１回
試合中トイレ２回


【評価ポイント】
本日は調子も上がってきているのを踏まえ、得点の期待からキャプテンの提案で監督が即了承、直前に４番に指名される


攻守に渡って相手だけでなく、味方をもかき回す存在感を示した

度重なる造田のネットを越えるファールボールのボール拾いに献身的に走った点

トイレで２度も打席を飛ばされそうになった点(ギリギリで間に合う)

最悪犠牲フライにする為のバットの選択

犠牲フライの打席数計上の有無の知識の無さはさらなる評価点に繋がった



ハイライト
https://youtu.be/SNK26RKG9Co