試合結果詳細

ヤジーズは、リーグ３戦目に勝利。これで通算２勝１敗でリーグ暫定首位に立った。
吉川がヤジーズ初勝利（Ｗ時代を含めると１２年ぶり）を飾った！
初回に逆転の二塁打を放った石田が勝利打点。
なお、意識していなかったが、記念すべきヤジーズ通算５０勝目となった。
また、誰にも気づかず、チーム通算1000失点を達成（笑）

勝　吉川１勝
負　舟木（ナショナルズ）

長打　二塁打　石田、久保、吉川
　　　三塁打　加藤

・戦評（文責：清水）
　ヤジーズ先発の大手（英）は初回一死から、四球、レフト前ヒット、死球とランナーを溜めたところ、5番永井には綺麗にセンター前に弾き返され、2点先制を許す。
　一方、その裏、ヤジーズも同じく2番から反撃。千葉がライト前ヒットで出塁するとすかさず盗塁で二進。続く久保と加藤もライトへ二塁打、三塁打と、3連続右打ちで同点に。ここで攻撃の手を休めずに、石田は左中間に打球を飛ばすと痛めている足に鞭を打ってツーベース。ヤジーズが四連打で逆転とする。石田は次の吉川が引っ張ってライト前にヒットを打つ間に3塁へ、さらには7番大手（英）のところで暴投からの本進とさらなる激走を見せる。下位打線の大手（英）、清水も四球を選んで満塁とすると、ラストバッターの佐伯（圭）が押し出し四球で追加点。先頭に戻って諸星が放ったセンターへのクリーンヒットで二人が還り、打者一巡で初回から7得点のビッグイニングを生み出した。
　一方のナショナルズは、チャンスを生かすバッティングですぐさま反撃。2回表は、四球の走者を二人置くと二死から2番岩崎が中前打で1点。3回表には、同じく二死から失策で出したランナーが盗塁すると遊撃内野安打の間に1点と、少しずつ追加点をあげる。だが4回裏に、失策で1点、そこからの野選で1点、とせっかく詰めた点差を開く2点を献上してしまう。
　6回になると再びヤジーズ打線が爆発。しかも相手に負けじと二死無走者からの猛攻。吉川から3連打で満塁とすると、この日三度目の満塁という佐伯（敦）が打席に。初回は投ゴロ（本塁封殺）、4回は三振と全く仕事のできなかった鬱憤を晴らすかのように鋭くスイングすると、三遊間を破っての3点タイムリー。続く佐伯（圭）も中前打を放ち、その表に取られた1点を帳消しにするように4点を加点した。
　投げては4回から救援した吉川が、6、7回に計5個の四球、うち三者がホームインという危ういところはありつつも（ただし自責点は2）、4イニング4三振1安打の好投。真ん中から低めへの制球が光り、自身にとって12年ぶりの勝利にふさわしいピッチングを見せた。

（以下、補足（文責：大手英））
・投手
　先発した大手英は四死球で溜めたランナーをヒットで返される苦しい投球。
　３回で５奪三振。試合が壊れない程度で踏みとどまったことだけが救い。
　ストレートが走らず、高めに浮き、カーブも不安定だった。
　体調を回復させて、復活を期待したい。

　吉川は、ストレートが走り、フォークが切れて、４，５回を無失点でぴしゃりと
　締めたことが勝利につながった。
　久保と並ぶ柱として、今後、更に期待したい。

・打撃
　先発全員安打。今季初安打が出たメンバーも多かった。
　加藤、諸星、佐伯あがそれぞれマルチ打点をあげ、チームの勝利に貢献した。
また、今季初試合となった清水は１安打とともに、全出塁の活躍で、貢献した。
　４回、７－４と３点差に迫られたところで、久保の安打から２点、
　６回、９－５と４点差に迫られたところで、二死から連打で、佐伯あの３点適時打が
　飛び出した。

・守備
　きわどいエラーや悪送球があったが、ほぼノーエラーの守備。
　サード久保の華麗な守備、ショート諸星、セカンド千葉が光った。

・分担
○大手英：監督、スコア、ライン引き
○千葉：新球、レガース片方、ミット
○諸星：試合後、ミット受け取り
○佐伯圭：胸当て、会計(支払い・回収)
○佐伯あ：面
○石田：レガース片方
○清水：コーチ、戦評作成