試合結果詳細

負：久保 2勝４敗　
長打：なし
マルチ安打：清水

〈戦評〉
７月も後半に差し掛かった土曜日。連日危険な暑さとニュースでも騒がれる中、東綾瀬公園には野球好きが集まり、ヤジーズ対２９ersとのリーグ戦２戦目が行われた。
ヤジーズ先攻で始まった1回表。
１番清水が幸先よくセンターへのクリーンヒットで出塁。続く２番佐伯あ！
初回のチャンスをものにすべく皆の期待が高まるなか打った打球はサードへ高く上がる。
フライ！アウトー！
これに二塁への盗塁を試みていた清水が戻りきれずゲッツー。
続く藤も凡退、先制のチャンスが一転、あっさりと３人で攻撃が終わってしまう。

その裏、ヤジーズの先発はエース久保。 この日は暑さとマウンド状況が影響したのかいつもと何かが違う。制球が定まらず先頭バッターに四球を与えてしまうと、続くバッターにも死球。その後も味方のエラーや四死球が絡み、許したヒットは２本ながらも、この回6点を失ってしまう。

早く点差を詰めたいヤジーズは２回表、先頭バッター久保が四球で出塁。チャンスを広げたいところだったが、続く坂井も相手セカンドのうまいプレーもあり初回に続きダブルプレー。続く野澤もサードフライに倒れ、この回も三者凡退。

ヤジーズはなかなか得点に結びつけることができない...

立ちあがりは不安定だった久保は２回以降立ち直りを見せ、緩急をつけた投球で三振を奪い、本領発揮。その後は2失点で切り抜けた。

反撃したいヤジーズは4回、先頭の清水がこの日２本目のセンター前安打を放つと、一死後、藤も安打で続き一死二、三塁のチャンス。だがここもあと１本が出ず無得点。

５回裏からは２番手の藤がマウンドに上がるが、１点を失ってしまう。

そして迎えた最終回。この日、久々出場の先頭の中村が相手サードのエラーを誘い出塁。何とか点を取りたいヤジーズは一死後、代打内田。なんともフレッシュさを全面に出した格好で相手投手へプレッシャーをかけるが、ここは三振に倒れてしまう。
そして最後のバッターは佐伯あ。皆の期待が高まり声援が大きくなる。
しかしアッ！ セカンドゴロ。果敢な走塁を見せるもアウト！ここでゲームセット！

終わって見れば、ヤジーズは３安打。７三振に２個のゲッツーもくらってしまい、この試合に限っては打撃の差が出た形だ。

ただ、良い面で言えば、初回はもっと大量失点を許してもおかしくないところ、エラーもあまり出ず守備的な部分での大崩れはしなかった。また、久々出場の中村はセンターフライを無難にさばき、キャッチャー坂井も難しいショートバウンドを何度も体の前で止めた。好調を維持する清水は２安打。野澤、内田のフレッシュさも随所にみられた。
良い面は維持しながら、気持ちを切り替えてまた次戦に臨みたい。
(文責:藤)

○道具分担
佐伯圭：キャッチャーミット、キャッチャーヘルメット、ヘルメット、カウンター
千葉：面、レガース、胸当て、スコア、新球、バット,
堅田：ファーストミット、バット×２
久保：ヘルメット×１

○役割分担
・監督：千葉
・コーチ：久保、坂井
・戦評：藤
・記録：清水
・ライン引き：佐伯敦