試合結果詳細

梅は咲いたぞ桜はまだかいな……。
そんな春がほころぶ東綾瀬公園にて開催されたヤジーズ対K☆hawksの試合。

ヤジーズにとっては2019年の初戦となるこの日、天気はあいにくのくもり空だったが、ヤジーズの選手たちは意気軒昂にして獅子奮迅の大活躍、裂帛の意思を持って戦力に勝るK☆hawksを気迫面では常に圧倒し大戦果を上げた（誇張表現）。

初回にはトップバッターに抜擢された切り込み隊長こと佐伯（あ）が豪快な三振で勢いをつけると、続く堅田は2ゴロ、野澤は三振と攻める気持ちが前面に現れた攻撃で初回の攻撃を終えた。

先発の久保は「今年、初めてボールに触る」とボソッと言い放ち、つまりこれは、そのくらい初々しい気持ちで、初心を忘れずにことに当たることが肝要であると言っていたのであろう。
初回はエラーやフィルダースチョイスなどで2点を失うが、相手の4番5番6番を三振、セカンドゴロ、三振と切ってとった。

2回以降、相手ピッチャーの球のキレはさらに増し、初回から4回までをノーヒットに抑えられたヤジーズ打線だったが、5回には四番石田のセンター前ヒット、さらに6番加藤のレフト前ヒットで得点を上げ完封を免れたのは大戦果と言えよう。

一方、守備面でも、初回は硬さのあったサード大手が強いゴロを処理し、外野陣もライト佐伯はともかくとしてセンター中居、レフト内田が守備機会をそつなくこなした。

終わってみれば13-1の大敗と言うべき結果となってしまったが、驚くことに5回を投げぬいた投手久保の自責点はゼロだったということで、この時点では防御率0.00と圧巻の投球内容だった。
守備面ではやや甘いプレーがなかったとはいい難いが、何しろ今年の初戦であるから、まあこんなものだろう……というところにしておきたい。

今回においては、ミスを悔やむのではなく、「課題を見つけた」と考えるべきではないだろうか。何しろ初戦なのだから。

たとえば私事になるが、会社の定例の面談で編集長じきじきに
「いや～、堅田くんは【実力的にはまだ物足りないんだけど】、伸びしろを踏まえて待遇を上げてあげたよ」
と言われて （実話） 、うれしいやらヘコむやらの昨今なのだけど、つまりそういうことである。

未熟ということは伸びしろがあるということだ。
ミスをしたということは改善点が見えたということだ。
来月はさらに暖かくなって野球が楽しくなる。本格的なシーズン開幕が楽しみだ。

ヤジーズ新時代。
新たなスローガンを掲げて始まった2019シーズン。
この新時代には、新たな伸びしろにより新たなレベルアップが見込めるだろう。

おのおのの課題を持ちつつ、各員一層の奮励努力を、そして待望の今季初白星を期待したい。

おわり。

▼蛇足
それにしても編集長の言うことさぁ、【】の中の部分はわざわざ言わなくても別によくな～～～～い？？？？　俺も俺なりにがんばってるってぇ～～～。ヒュー、社員のモチベーション下げていくぅ～～～↑↑　クゥーッ！

（2019年3月10日（日）対K☆hawks戦 戦評 文責：堅田）