試合結果詳細

2019/6/16　CCナショナルズ戦

初回から2番打者に二塁打を打たれるなど1失点で押され気味の立ち上がり。続く2回も三塁エラー、四球、死球で無死満塁のピンチを背負うが、続く打者の飛球がインフィールドフライ宣告されるか微妙だったことを受けて、走者交錯。結果トリプルプレーとなりで難を逃れた。

チーム打線は3回まで三者凡退。だが、4回表に相手打線の猛攻に遭い、4失点。その裏は、四球で初の走者が出るも続く打者の飛球に伴う飛び出しで憤死となり三者凡退。特に相手二番手の右サイドスローからの外角低め直球とカーブをコントロールされた丁寧な投球に翻弄されてしまう。

5回裏、清水の打球は辛うじて内野安打となりノーヒットを逃れ、更に負傷の石田の交代出場した中居のレフト前ヒットで走者生還し完封を回避して意地をみせたものの敗北。

試合前練習で遠投でのキャッチボールで強肩を披露しており、相応の野球経験者も居たことから打力不足は致し方ない面もあった。他方、守備の乱れで投手のリズムを崩して追い込んでしまった面もあるので、一矢を報いることができた可能性もあったことは悔やまれる。

またサイドスローの背中から外角低めに曲がってくるカーブをコントロール良く決められてしまう状況下では、失投を期待する以外での好打は厳しい。そのような投手への対策をバッティングセンターなどで練習をするのも難しいと考えられる。

限られた時間で野球を楽しむ人間にとって、追い込まれる前の好球は積極的に狙う必要を感じた一戦だった。
(文責:中村)