試合結果詳細

VS Vice戦評＠羽根木公園

小雨が降る羽根木公園。12月の本格的な寒さの中、ヤジーズの選手たちは今シーズン最後の試合へと集まった。

1回表、先週次からは個人記録のために頑張りますと発言をしていた野澤選手が課金バットで初球をたたいてライトオーバーの2ベース。相手のエラーと内野ゴロの間に幸先よく1点を先取するヤジーズ。（1点かよ。とるなら10点くらいとってくれよ）と思いながら久々のマウンドに登る羽二生。182センチの高身長から振り下ろされるストレートで相手打者を圧倒するヤジーズの(未来の)エースである。キャッチャーはバナナリパブリックのTシャツがチャームポイントの中居選手。元WINSによるバッテリーだ。雨の滴る中、手がかじかみ、ボールは濡れまったくコントロールがつかない。ボール、ボールとストライクが入らない。雨よりも守備をしている選手からの視線が冷たい。何とか1失点で切り抜ける(未来の)エース羽二生。
2回表、6番の佐伯K選手のレフトへのクリーンヒット、7番の堅田選手の粘ってのフォアボールと勝ち越しのチャンスを作るヤジーズ。打席にはWINSで4割という伝説的な記録を残し、鳴り物入りでヤジーズに入団した8番中居選手。流石4割バッターという見事なスイングで、ワンアウト一二塁とすると、9番羽二生がこれまた粘って四球を選び、ワンアウト満塁。第一打席にライトオーバーを放った1番野澤選手が、再び課金バットで見事に右中間への2塁打で追加点が入るヤジーズ。なおもワンアウト二三塁で、2番佐伯あ選手が痛烈な？ピッチャー返しを放ち、1点を追加し、4-1とリードする。このまま行きたいと2回裏は四球でランナーを出しつつも後続を見事に抑え無失点で切り抜ける(未来の)エース羽二生。
3回表、相手ピッチャーが本領を発揮する。先日満塁本塁打を放った4番郷原選手をファーストゴロに打ち取ると、甘いマスクかつ高身長の5番ジョン選手をファーストフライ、先ほどヒットを打った6番佐伯K選手をセカンドフライに打ち取るなど、4、5、6番を見事に打ち取られてしまう。
3回裏、強打のViceが(未来の)エース羽二生を襲う。
ここから先はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。
また、アウトカウント及び打順は演出上の都合により、変更されております。
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四球とエラーで1点を失った(未来の)エース羽二生。ツーアウトもとるも、Viceの勢いは止まらない。ツーアウト満塁。打席には4番山田(仮名)。もう1点もやれない場面で、(未来の)エース羽二生は渾身のストレートを外角低めへと投げ込む。
しかし、、、
見事に捉えられた打球はセンターへと飛んでいく。センターには俊足強肩のジョン。背走し、何とかジャンプをするもボールはジョンのグラブをかすめ、むなしく後ろへと落ちていった。。。
マウンドで崩れ落ちる羽二生。その目に光るものは雨か涙か。。。完
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と3回裏を終わり4-4の同点のまま、試合は中盤へと進んでいく。
4回表は3人で打ち取られ（この打席で課金バットを使ったにも関わらず見事なポップフライを打ち上げたのは秘密である）、4回裏、(未来の)エース羽二生の後をジョン選手が引き継ぐ。初登板でなかなかストライクが入らない。しかし、ヒットを1本も打たれることなく、4回裏を抑える。
5回表、本日好調の1番野澤選手がまたもや課金バットでセンター前にヒットを放ち、4番郷原選手も課金バットで見事なライトへのヒットを放つが、後続が打ち取られ無得点で最終回の攻撃を終える。
5回裏、強打のViceがジョン選手を襲う。センターに来たら終わるなーと人生2度目のセンターを守りながら見守る羽二生。運よくセンターにはゆるいゴロのみで事なきを得たが、投手の難しさを感じる試合であった。
改めて試合を総括すると、ヤジーズが打ったヒット5本の内、課金バットによるヒットが4本であることを鑑みると、皆さん、ヒットは金で買えます。バットに課金しましょう。
長くなりましたが、ではこの辺で筆をおかせていただきます。
2020年12月6日某所にて。羽二生祥馬。