試合結果詳細

本日の1試合目

台風の影響も過ぎ去り、最高気温37℃の予報が出る猛暑のこの日の1試合目は、へたっぴリーグのイフイズエアーズ様との一戦。

最年長、廣中の「きゃないきゃない」の掛け声に、メンバーの表情にはほどよい緊張感の中にも気合がみなぎってゆく。
今日は声が裏返らずに言えました。

初回、その廣中から始まる打線は、相手変則サウスポー投手の乱れに乗じ、６つの四死球などで3点を先制して迎えたツーアウト満塁の場面、YBJ初参戦の試合でここ長浜公園で満塁弾デビューを飾ったプチ山川穂高こと小野が球場&場面との相性の良さを見せ、推定飛距離80mの弾丸？ライナーを左中間に放り込み一気に7点を奪う。

先発の内海はその裏、四球を出しながらも3人で抑えるも、16球を費やしてしまい、ピッチングコーチ？の永井の表情を曇らせる立ち上がり。

両チーム無得点で2回を終え迎えた3回表、一死後迎えたその永井の打席。
高めの永井ゾーンに力強くバットを振り抜くと、打球は左中間のフェンスを大きく超え、永井はそのバットをネクストバッターに手渡しする余裕を見せ、内海を盛り立てる。

しかしその裏、内海は味方のエラーや自らのエラーも絡み、無失点に抑えながらも24球も投げてしまい、ショートを守る永井も苛立ちを隠せない。

そんな永井の苛立ちを余所に、４回表には三橋が推定飛距離75mの長浜ホームランで追加点を挙げると、続く５回表には前の回を7球で片付けた内海のピッチングを讃えるが如く、永井が2打席連続のホームランを放ち、二桁得点に乗せる。

その裏を四球を出しながらも13球で片付けた内海は、5イニングを73球、被安打ゼロ・無失点と好投を見せ、その後のマウンドを廣中に託す。

6回表、ブルージェイズ打線は4本のヒットを重ね2点を追加すると、その裏、廣中は四球を出しながらも11球で無安打無失点で切り抜ける。

7回表、三打席連続ホームランとはならなかった永井が倒れ、迎えた最年少廣田の打席。
そのバットが白球を捉えた瞬間、一瞬全ての音が消えたかのように、全員の視線がレフトフェンスを越えて行く打球に吸い込まれていく。
数秒後、廣田の人生初のホームランを見届けたベンチはお祭騒ぎに！

最終回、継投ノーヒッターを達成したい場面だが、廣中が苦しいカウントから甘い球を捉えられ、初安打を許すも次打者を小澤の攻守でダブルプレーで切り抜けるが、相手6番打者に合わせられた打球がレフトフェンスを越えてしまい、継投完封も逃してしまう。
しかし、気を取り直し、最後のバッターを1球で打ち取り、このイニングを10球で片付けゲームセット。
13-1で勝利を収めた。

この試合のヒーロー
#3 永井
猛暑の中、自チーム投手の体調を気遣わんばかりの球数への厳しいこだわりと2ホーマー。

#51 内海
永井の球数プレッシャーに耐えながら5イニング被安打ゼロ・無失点の快投。

#14 小野
長浜満塁男の本領発揮。

#32 廣田
ぎこちないベース一周を見せた、人生初のホームラン。

(文責:廣中)

https://youtu.be/_N_Mdy8_hTY
https://youtu.be/NoPhw9m3LXE