試合結果詳細

美津和タイガー杯の２回戦。相手は強豪・関東マッスルズ。

先発は緊急登板となった土居。試合前の謙虚なコメントとは裏腹に、試合では得意のツーシームを丁寧に低めに集めて打たせて取るピッチングを披露する。
２回３回と長打が絡み失点するも崩れることなく捕手・井熊と共に淡々と自分の仕事を果たす。

一方、土居の好投に応えたい打線は３回に敵失でランナーを出し、太田が野球の教科書３５ページに載っているかのような送りバントを決めるも後続が続かず。相手投手にコントロール良く球威のある球を投げ込まれ凡打の山を築いてしまう。

ヒットすら許してもらえない重苦しい状況の中、突破口を開いたのは石黒。スライダーを狙いすましレフトへクリーンヒット。すると佐野逸もセンター前に続きチャンス拡大。その後１、３塁となると井熊の高く跳ねたピッチャーゴロの間に石黒が好走塁を見せて１点を返した。

両チームとも堅い守りで緊張感のある非常に締まった試合となり、早いテンポでそのまま最終回へ。
一打同点の場面を作るもあと一本が出ず借敗となった。

打撃では２安打の石黒、そして何より土居の頑張りが光った。
勝ちたい勝てる試合ではあったが、良い試合を戦えたことで非常に良い経験になった。