試合結果詳細

連盟３回戦は、朝から雨が降っており水溜りのあるグランドでの試合となった。

監督が不在であったため、鈴木が監督代行となった。

試合前、グランドコンディションを考慮したうえでの展開でフライアウトはなしで、ゴロを打つ野球を指示した。

消防先発は伊東。初回にサードを強烈に破られるかという打球に、新人吉川が泥だらけになり飛びつき、ファインプレー。これには試合を終えて見ていた観客も大興奮。一気に流れを味方に持ってくる。

伊東は５回を、１安打、４三振、無失点の好投を見せた。

６回からは宮代がリリーフし１回を無失点に抑えた。

打線は初回、伊東の死球、相手のエラーなどで先制する。さらに石井、吉川のタイムリーで３点を先取。試合を有利に進める。

４回には、高橋、伊東、小野連続タイムリーなどで追加点。途中出場の中村もタイムリーを放ち６－０とする。

６回には、遠藤陽の２塁打から吉川がこの日３本目のヒットはタイムリーとなりコールドを決めたが、１点を取ればコールド勝ちと知らない吉川は、相手ライトがファンブルしているのを見て試合が決まっているのも知らず、３塁へヘッドスライディングし、ナインを笑わせた。

この試合で３打数３安打の大活躍を見せた吉川純平。野球センスがあり、ただ若い選手ではなく、スピードも兼ね備えており、これからが楽しみな選手である。

試合はグランドコンディションも悪いなか、ナインは集中して臨んでいたところも良かったと思う。１１月２９日に行われる、準決勝、決勝を勝利で終え今シーズンいい形で締めたい。

　記・鈴木