試合結果詳細

消防リーグ２戦目は綾瀬戦。本蓼川第１野球場人工芝のグランドで行われた。

この日は９人しか集まらず、新人選手中心のオーダーとなった。

座間先発は松岡。何年振りだか分らないほど、マウンドから姿を消していたが立ち上がりからスピードのある投球を繰り広げた。

４回に四球と盗塁、安打などでピンチを迎え内野ゴロの間に１点を失う。しかし失点はこの回のみ。７回を投げなんと、１０奪三振の力投を演じてのけた。

打線は、４回までチャンスを作るも、あと１本が出ず追いつくことが出来ない。

５回裏、この回先頭の今井が１塁線へバント安打を決め無死１塁。すかさずスチールを決め無死２塁。１番の高橋が進塁打をセカンドに放ち、１死３塁のチャンスを作る。
この日２番に入っている岡島に、ヒットエンドランのサイン。岡島の打球はライトへの大きなフライとなり、３塁から今井が生還し同点とする。

最終回は松岡、今井が簡単に打ち取られ２死となるが、１番高橋が四球で出塁。続く岡島はショートへの力ない打球を相手遊撃手が捕球を焦り失策。２死１、２塁で最後のチャンスを作る。この試合を含め１５打席で無安打と不調の小野に打席が回る。

２ストライクに追い込まれたが、インコースのストレートを引っ張り１塁手のグラブをかすめた打球はライト線へ。高橋が本塁へ帰りサヨナラ勝とした。

この試合では、鈴木光太郎がレフトオーバーの３塁打や今井のバントヒットと新人の活躍が光った。もっと軟式野球に慣れてくれば、さらに上のレベルで戦うことも可能である。

投球では、おそらく５～６年ぶりのマウンドに帰ってきた松岡が素晴らしい投球。３５歳にして投球の幅を広げてくるあたりは、伸び悩んでいたものが解消したのか、それともサボっていただけなのか不明ではあるが、伊東・小野・山岸・松岡と投げられる投手が増えることは、負担がかかっていた投手陣に光がさした。

１０月３０日には座間市役所との連盟最終戦が控える。今季最終戦を勝利で飾れるよう、全力で挑みたい。

　記・鈴木憲