試合結果詳細

この日のお相手は過去２戦２敗、特に昨年秋の対戦では19対0の大敗を喫し苦汁をなめさせられた船橋オリオンズさん。リベンジを果たしたいこの一戦は、オリオンズ戦初出場のなおぴーが先発する。
この日は珍しくコントロールが定まらず、球数を要してしまうものの、初回は三者凡退に抑える上々の立ち上がり。この勢いに乗って先制といきたいところで、いきなり１死一・二塁のチャンスを作る。しかしながら、４番桶谷が投手ゴロに倒れると、続くなおぴーは会心の当たりも打球はセンター真正面。相手先発投手を攻め立てるも惜しくも先制点とはならなかった。

すると２回、サクサクと２死を取るが、３人目の打者にストレートの四球を与えると、そこから盗塁と２つの暴投の間にあっさりと先制点を献上してしまう。さらに続く打者が内野安打で出塁すると、またしても盗塁から内野ゴロで悪送球の間にもう１点を失う。

その後は３回にも１点を追加され、打線も４回まで毎回ランナーを出すものの、あと１本が出ず、残塁祭りで無得点と苦しい展開。５回から変わった２番手桶谷も３失点し、６点差で最終回の攻撃を迎える。

そして最終回もあっさりと２死を取られ、後がない状況で６番青柳が空振り三振。誰もがゲームセットと思いきや、なんとこれが振り逃げとなり、九死に一生を得る。
続くキャビンは打ち損じるも、軟式特有のキュルキュル打球でラッキーな内野安打となると、次打者山本(浩)も死球で続き、２死満塁の大チャンスが訪れる。

ここで打席に入った９番柿沼がショートゴロに打ち取られ、万事休すかと思いきや、今度は相手の悪送球で出塁し、２点を返す。さらに１番ラオウも打ち取られた打球がまたしても内野安打となり、もう１点返してついに３点差まで攻め寄る。

しかしながら、この送球の隙に二塁ランナー柿沼が果敢にも三塁を回るも、本塁憤死で最後はあっけなくゲームセット。
最終回はこのグラウンドの魔物が我々に味方してくれたかのような奇跡的な粘りを見せたが、反撃も及ばず、これでチームは３連敗となった。