試合結果詳細

この日は仕事や体調不良等で主力メンバーに欠席が多く、９人ギリギリしか集まらない苦しい台所事情。選手のやりくりに不安を抱えながらの試合開始となったが、初回からその不安を払拭する猛攻を見せる。いきなり無死一・三塁のチャンスを作ると、３番岡光のタイムリーで幸先よく先制点を挙げる。さらに４番ラオウも２点タイムリーで続くと、その後もエラー絡みで２点を追加し、打者一巡の猛攻で５点を先制する。

しかしながらその裏、こちらも守備の乱れがあって１つのアウトも取れないうちにすぐさま３点を返されてしまう。再び嫌なムードが漂い始めるが、牽制アウトからの二者連続三振で後続は何とか抑える。

２回は両者無得点となったが、３回に桶谷の四球からの２盗塁、さらに石橋の浅い外野フライで本塁へ生還し、足で１点をもぎ取る。
その裏の守りから、走塁で疲弊した桶谷に代わって佐藤が初登板。他に投手がいないためスクランブル登板かつ左利きの桶谷をセカンドに持ってくる苦し紛れの起用となったが、３～４回を無安打に抑えるナイスピッチングでリードを守る。

すると５回に再び打線が奮起。1イニングに10安打の集中打で、一挙10得点と試合を決定付けた。
最後の守りはエラーもあって２死満塁のピンチを迎えたが、ここで時間切れとなりそのままゲームセット。実に８か月ぶりの勝利で、長かった連敗を８で止めた。