試合結果詳細

この日は強風に加えて前日の降雪の影響でグラウンドコンディションが悪く、内外野の間に水溜まりができている状態。
ベースの位置をバックネット側に少しずらすなどして対応し、どうにか試合開催にこぎつけた。

このような状況なので荒れる試合になるかと思いきや、予想に反して２回まで両チーム無得点で終了。
試合が動いたのは３回表、先頭打者にヒットで出塁を許すと、死球とエラーで無死満塁の大ピンチ。ここから押し出しと犠牲フライで２点を失う。
さらにランナー２人を残して二死となった場面の打者途中で、先発投手の山本（浩）が肩を痛めて緊急降板。誰もリリーフの準備が出来ていない中、急遽ナオトがマウンドに上がる。
この絶体絶命の状況で相手打者を１球で打ち取り、相手に傾きかけた流れを断ち切る。

その裏の攻撃、一死からヒット、死球、ヒットで満塁のチャンスを作ると、佐藤となおぴーの連続タイムリーですぐさま同点に追いつく。さらにラオウが押し出しの死球で勝ち越し点を挙げると、続くツバキの内野ゴロの間にもう１点を追加し、この回計４得点と逆転に成功。
その後４回にも石橋の犠牲フライで１点追加すると、５回にはツバキの満塁ホームランも飛び出し、一挙５得点で試合を決定付けた。

守っては、緊急登板のナオトがそのまま４～５回を無失点に抑える好投を見せると、６回からは３番手で上野がマウンドへ。
先頭打者の死球から盗塁と内野ゴロで一死三塁のピンチを招くも、後続の打者は２者連続三振と無失点で切り抜け、前回登板の雪辱を果たす。

６回裏にも１点を追加し、このイニングが終了したところで時間切れによりゲームセット。
２試合連続で出場選手全員出塁を記録し、２桁得点で快勝。チームの連勝記録を６に伸ばした。