【2026年】ドジャース移籍情報!加入・退団した選手まとめ
2025年シーズン、ロサンゼルス・ドジャースは球団史上初となるワールドシリーズ連覇という偉業を達成しました。大谷翔平選手やムーキー・ベッツ選手を中心に、圧倒的な総合力で頂点に君臨した一年でした。
しかし、栄冠を手にしたチームであっても、毎年のオフシーズンには変動が生まれるものです。FAによる退団、トレード、新戦力の獲得、さらには長年チームを支えたレジェンドの引退など、2025年から2026年にかけてのストーブリーグでもドジャースは数多くの動きを見せました。
この記事では、2026年シーズンに向けたドジャースの入退団情報を網羅的にまとめています。新加入選手から退団選手、そして再契約を果たした選手まで、一覧表と詳細な解説でお届けします。
ワールドシリーズ3連覇を目指すドジャースがどのような陣容で新シーズンに挑むのか、ぜひ最後までご覧ください。
2026年オフのドジャース入退団一覧
まずは2025年オフシーズンにおけるドジャースの入退団状況を、加入と退団に分けて一覧表で確認しましょう。
新加入選手
| 区分 | 選手名 | ポジション | 移籍元 | 契約内容 |
|---|---|---|---|---|
| FA | カイル・タッカー | 外野手 | カブス | 4年2億4000万ドル |
| FA | エドウィン・ディアス | 投手 | メッツ | 3年6900万ドル |
| FA | アンディ・イバニェス | 内野手 | タイガース | 1年120万ドル |
| ウェーバー | マイク・シアニ | 外野手 | ブレーブス | ウェーバー公示 |
| ウェーバー | ライアン・フィッツジェラルド | 内野手 | ツインズ | ウェーバー公示 |
| FA | コール・アービン | 投手 | 韓国リーグ | マイナー契約(3A) |
| トレード | タイラー・ゴフ | 投手 | マリナーズ | トレードで獲得 |
| トレード | アドリアーノ・マレロ | 投手 | マーリンズ | ルイーズとの交換トレード |
| マイナー | アンヘル・メディーナ | 投手 | アスレチックス | マイナー契約 |
| マイナー | ニック・フラッソ | 投手 | ブルージェイズ傘下 | マイナー契約(再契約) |
| マイナー | チャッキー・ロビンソン | 捕手 | ブレーブス傘下 | マイナー契約 |
| マイナー | ヘルビン・メンドーサ | 外野手 | ― | 契約 |
| マイナー | エリエセル・サンブラーノ | 投手 | ― | マイナー契約 |
| マイナー | ロベルト・メンドーサ | 外野手 | ― | マイナー契約 |
| マイナー | その他、19選手 | ― | ― | マイナー契約を一括締結 |
再契約・残留選手
| 選手名 | ポジション | 契約内容 | 備考 |
|---|---|---|---|
| マックス・マンシー | 三塁手 | 1000万ドルの球団オプション行使 | 2026年シーズンまで |
| ミゲル・ロハス | 内野手 | 1年550万ドルで再契約 | 2026年限りで引退予定 |
| アレックス・ベシア | 投手(リリーフ) | 365万ドルの球団オプション行使 | 左腕リリーバー |
退団選手
| 選手名 | ポジション | 退団理由 | 移籍先/備考 |
|---|---|---|---|
| クレイトン・カーショウ | 投手 | 引退 | サイヤング賞3度のレジェンド |
| カービー・イエーツ | 投手 | FA(契約満了) | エンゼルスへ移籍 |
| トニー・ゴンソリン | 投手 | DFA | 肘の手術後にDFA |
| エバン・フィリップス | 投手 | ノンテンダー | トミージョン手術で長期離脱中 |
| ベン・ロートベット | 捕手 | DFA | レッズが獲得 |
| ジャスティン・ディーン | 外野手 | DFA | ジャイアンツが獲得 |
| エステウリー・ルイーズ | 外野手 | トレード | マーリンズへ移籍 |
| マイケル・グローブ | 投手 | DFA | ― |
| ロビンソン・オルティス | 投手 | 放出 | ― |
| ニック・フラッソ | 投手 | ノンテンダーFA | ※のちマイナー再契約 |
| ブランドン・ニーク | 投手 | ルール5ドラフト | パイレーツへ |
| リバン・レイノソ | 投手 | ルール5ドラフト | マーリンズへ |
| エドウィン・サンチェス | 投手 | ルール5ドラフト | アストロズへ |
ここからは、特に注目度の高い選手について詳しく解説していきます。
注目選手:カイル・タッカー
プロフィールと経歴
カイル・タッカーは1997年1月生まれ、アメリカ・フロリダ州タンパ出身の外野手です。兄のプレストン・タッカーもメジャーリーグ経験者という野球一家の出身で、高校時代から将来を有望視されていました。
2015年のMLBドラフトで全体5位という高順位でアストロズに指名されプロ入り。マイナー時代からプロスペクトランキング上位に名を連ね、2018年7月にメジャーデビューを果たします。コロナ禍で短縮シーズンとなった2020年にレギュラーの座を確保し、翌2021年には140試合で打率.294、30本塁打、OPS.917と一気にブレイクしました。
打撃・守備の特徴
タッカーの最大の武器は、左打席から繰り出される華麗なスイングです。高校時代に「テッド・ウィリアムズの再来」と称されたほど、バットコントロールとパワーを高い次元で両立しています。三振が少なく広角に鋭い打球を飛ばす技術に加え、シーズン30本塁打を叩き出すパワーも備えた稀有な打者です。
選球眼の良さも光ります。ボール球スイング率はリーグ上位に位置し、高い出塁率を維持できる「計算できる強打者」です。さらに193cmの長身ながら優れた走力も持ち、シーズン30盗塁の実績(2023年)もあります。守備面では2022年にゴールドグラブ賞を受賞するなど、走攻守の三拍子が揃った完成度の高い選手です。
アストロズ時代の実績
アストロズでは主力として長年チームを支え、2022年のワールドシリーズ制覇にも大きく貢献しました。特に2023年は打率.284、29本塁打、112打点、30盗塁という圧巻の成績を残し、自身初の打点王とシルバースラッガー賞を獲得しています。
カブス時代と2025年シーズン
2024年12月、アストロズはイサーク・パレデスらとのトレードでタッカーをシカゴ・カブスへ放出しました。新天地での初シーズンとなった2025年は、開幕から持ち前の適応力を発揮します。
しかし6月に右手を負傷し、その後調子を落としました。最終的に136試合で打率.266、22本塁打、73打点、25盗塁、OPS.841を記録し、自身3度目の「20本塁打・20盗塁」を達成しています。
ドジャースとの契約
2025年11月にFAとなったタッカーには、メッツ、ブルージェイズ、ドジャースの3球団が獲得に名乗りを上げました。メッツは年俸5000万ドル規模の短期契約、ブルージェイズは10年クラスの長期契約を提示していたと報じられています。
水面下で動いていたドジャースは、2026年1月21日に正式に4年総額2億4000万ドル(約380億円)での契約を発表しました。平均年俸6000万ドルは大谷翔平選手に次ぐ歴代2位の数字です。契約には2年目と3年目のオフにオプトアウト権が付帯しており、好成績を残した場合にはさらなる大型契約を目指せる設計です。
タッカーの加入で、ドジャースの2026年打線は大谷翔平、ムーキー・ベッツ、フレディ・フリーマン、ウィル・スミスにタッカーが右翼で加わる「MLB史上最強クラスの打線」となりました。背番号は23に決まっています。
2025~2026年オフのドジャース主な移籍・入退団一覧
ここでは、2025年シーズン終了後から2026年シーズン開幕前までのドジャースの主な入退団を時系列で整理します。
2025年9月:クレイトン・カーショウ投手が現役引退を表明。18シーズンにわたりドジャース一筋で投げ続けた大エースがユニフォームを脱いだ。サイヤング賞3度、MVP1度を誇るレジェンドの引退はチームにとって大きな節目となった。
2025年11月2日:FA市場が開始。ドジャースからはカービー・イエーツ、マイケル・コンフォート、トニー・ゴンソリンらが市場に出た。
2025年11月6日:球団がマックス・マンシー内野手の1000万ドルの球団オプションを行使し、2026年シーズンの残留が確定。同日、アレックス・ベシア投手の365万ドルの球団オプションも行使された。トニー・ゴンソリン投手はDFAとなり、ライアン・ウォードとロビンソン・オルティスが40人枠に追加された。ジャスティン・ディーン外野手はウェーバーでジャイアンツが獲得。
2025年11月18日:左腕投手のロナン・コップが40人ロースターに追加された。
2025年12月5日:ワールドシリーズ第7戦で劇的な同点本塁打を放ったミゲル・ロハス内野手と1年550万ドルで再契約。ロハスは2026年限りでの現役引退を表明しており、最後のシーズンを古巣で過ごすこととなった。
2025年12月12日:ブレーブスからマイク・シアニ外野手をウェーバーで獲得。守備走塁に優れた控え外野手としての貢献が期待された。同日、エドウィン・ディアス投手(元メッツ)と3年6900万ドルで契約合意。
2025年12月下旬:エステウリー・ルイーズ外野手がマーリンズへトレード移籍。2023年の盗塁王(当時はアスレチックスに所属)だが、ドジャースでは出場機会に恵まれなかった。カービー・イエーツ投手はエンゼルスと1年契約を結び、ロサンゼルスの「お隣」へ移籍した。
2026年1月9日:ミネソタ・ツインズからライアン・フィッツジェラルド内野手をウェーバーで獲得。複数ポジションをこなせるユーティリティ選手で、俊足が持ち味の選手だった。
2026年1月13日:フィッツジェラルドがわずか4日でDFAとなり、代わりにデトロイト・タイガースからアンディ・イバニェス内野手を1年120万ドルで獲得。守備力に定評のある内野手で、内野全ポジションをカバーできるユーティリティ性が評価された。
2026年1月21日:2025年オフのFA市場最大の目玉であるカイル・タッカー外野手との4年2億4000万ドルでの契約が正式発表された。背番号は23。メッツやブルージェイズとの争奪戦を制し、ドジャースが獲得に成功した。タッカーの加入に伴い、マイク・シアニがDFAとなった。
2026年2月3日:ニューヨーク・ヤンキースからマイク・シアニ外野手をウェーバーで再獲得(一度DFAとなった後の再取得)。アンディ・イバニェスがDFAとなった。
まとめ
2025年オフのドジャースは、ワールドシリーズ連覇の勢いそのままに積極的な戦力補強を進めました。FA市場ナンバーワンと評されたカイル・タッカーの獲得は、球界に衝撃を与えた大型ディールです。4年2億4000万ドルという契約は、ドジャースの三連覇にかける本気度を象徴しています。
ブルペンの強化という課題にもエドウィン・ディアスという最高級のクローザーを獲得し、明確な解決策を示しました。一方で、カーショウの引退やイエーツの退団など、チームの顔ぶれは大きく変わっています。再契約したマンシーやロハスといったベテラン勢がチームの安定感を支える構図です。
大谷翔平選手、ベッツ選手、フリーマン選手、山本由伸投手に加え、タッカーとディアスを手にしたドジャース。1998年から2000年のヤンキース以来となるワールドシリーズ3連覇の偉業に、史上最強の布陣で挑みます。2026年シーズンの開幕が今から待ち遠しい限りです。